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監督銀吉の弱心・現場日記【2023年07月03日】


 

日本の歴史上最大級の発見に考古学者、歴史家に衝撃が走るなど先日、ニュースが発信されました。
子供のころから地理と歴史に凄く興味がある拙者には、衝撃が走りました。
佐賀県の国指定特別史跡「吉野ヶ里遺跡」にある邪馬台国時代のものとみられる石棺墓が新たに見つかったとのニュースでした。
良く聞くと、吉野ヶ里遺跡には長年、神社があり発掘調査ができていなかったいわゆる「謎のエリア」から一般の石棺墓よりも規模が大きく、見晴らしの良いロケーションとの事でした。
もしかするとこれで、邪馬台国の所在の究明に大きな貢献になるうるものかのかと興味津々でした。
結局、副葬品などは、発掘されず邪馬台国の所在のミステリーは、進展がありませんでした。
残念です。

 

 

邪馬台国は2世紀から3世紀頃、その当時は、牛、馬は、まだ日本にいなかったそうです。
牛がいればたんぱく質の栄養源として助かったと思いますが、イノシシ、シカは居たそうです。
野生の動物の狩りをしての栄養源だったのでしょう。
馬がいれば農業にも役立ち、輸送手段でも途方もなく時間短縮となり行動範囲も果てしなく広がっていた事でしょう。
馬の日本への登場は5世紀頃だそうです。

邪馬台国以前の人々は、「たて穴式住居」に住んでいたとの事です。
現代の床が無く全面が土間。
屋根はアシやカヤを葺いていました。
地面より掘り下げているため腰の高さほどまで壁があり、夏涼しく、冬暖かい環境のようです。
日本の家の始まりがたて穴式住居ですね。

フィンランドの家の始まりの書物を読んだ時にフィンランドの家の始まりもたて穴式住居とありました。
西洋のフィンランド、東洋の日本で家の始まりが同じ様式となると、人間の思考はどの地であっても類似性があるのかもしれませんね。

 

 

日本では、たて穴式の住居から高床式住居に集落の首長等、身分の高いものの住居は土間をもたない床がある現在の住宅に類似する様式に移行していきます。
たて穴住居よりも、湿度や夏の暑さ対策ができ、快適に暮らせる仕様となりました。

室町時代から全面に畳が敷き詰められ床の間、ふすま、障子なども登場してきました。
いわゆる和室の原型となる住宅が登場してきました。
時の経過とともに建築様式の変化は興味深いです。
今では、I o T ( Internet of Things, もののインターネット) 住宅で、東京から出発する時に長野の別荘のエアコンをオンにして夏、冬に別荘に到着した時には、快適な温度になっていると言う事が当たり前の便利な時代に私たちは生きているのです。
幸運ですね。

たて穴式住居で誕生したフィンランドと日本の住環境は、今ではログハウスに変わり北欧と日本で住居に、そして用途は増えて公共施設や商業施設になで広がり様々な住環境に浸透していくことになりました。

 

 

 

 

監督銀吉の弱心・現場日記【2023年07月03日】




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