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EBIの建築探訪 福島編

EBIの建築探訪 福島編

淳.EBIの設計室のわななき【2024年03月05日】


 

花粉の季節がやってきました。
気温が暖かくなり春を感じることができるのはよいのですが、花粉対策をしなくてはこの季節を過ごしきることはできません。
今年も花粉に耐えるためティッシュ、マスクは常に常備してコンディションは落とさず、図面作成できるような対策をしなくては。

そんな3月ですが、雛祭り、卒業、桜の開花とイベントはたくさんあることを忘れてはいけないですね。
卒業関連でいうと、現在ビックボックスでは4月から入る学生がインターンで研修を行っています。
インターン中の学生を見ていると入社したころを思い出し懐かしむと同時に、改めて一から考えることがありこちら側も成長できると感じます。
4月から主戦力として活躍してくれることを期待し、適度なサポートを心がけて設計部一同成長できればいいですね。

 

 

さて今回はEBIが出張に行った福島県で見た建築についてお話していきます。
写真の建物は福島県国見町庁舎になります。
近くを通った際にふと気になって事務所に帰ってから調べてしまいました。
この庁舎は東日本大震災で大破して使用できなくなってしまい新たに震災復興のシンボルとして新築された庁舎になります。
コンセプトは町のシンボルと町民のための広場を一体化して公園のように立ち寄れる森のような場所を創り出すこと。
日本人に親しみやすい木の架構に包まれた空間がよいと考え外装部にも木材を使用し、内部の木部分を外部へ表出させるため透明なファサードとすることで、建物周辺の広場の樹木や景観と一体化を試みたそうです。
調べてみると私がなぜ気になったのか、その理由がこのコンセプトにあったからだと改めて感じました。

ちなみに、耐火建築物である庁舎を木の架構に包まれたものとするため鉄骨の躯体に県産材のカラマツによる耐火被覆したそうで、地場産の木材で木質ハイブリット集成材を構成したのは日本初になります。

 


 

ここで福島県に建てたドッグランのある宿泊施設を紹介いたします。
平屋の建築でデッキ部分が全体の半分程度の広さとなっていてアウトドア気分を満喫できます。
自然に囲まれた環境でBBQや焚火などをしながら宿泊してもらうことができ、ドッグランがあるので愛犬とも気軽に楽しめ、室内には薪ストーブ設置、プロジェクターでの動画視聴など安らげる空間となっております。
ホームページの実績紹介にも載っていますので、ぜひ見てみてくださいね。

 

 【写真集BIGBOX DESSERT】愛犬と時間を楽しむ エンゼルフォレスト白河高原

 

利用する方々にログハウスの魅力をより知ってもらうため国見町庁舎のようなコンセプトのように、感じてもらいたいものを明確に表現できるそんな空間を作ることを常に大切にしておきたいと話していく中で改めて感じることができました。
他の建築をただ見るだけではなくコンセプトに注目することで、視点を変え深く考えることでより良いものを設計できると思いますので、いろんな角度から建築に注目していきたいですね。

 

 

 

 

淳.EBIの設計室のわななき【2024年03月05日】




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