ヘリで搬入したログハウス
監督銀吉の弱心・現場日記【2017年02月16日】
1年以上前から弊社bbの営業部と設計部の担当者が、首都東京のとある会議室で毎週打ち合わせを繰り返してきた長野県で新設されるホテルのコテージ計画がいよいよ始動します。
前号の銀吉ブログですでに紹介していますが、コテージ群に使用されるシルバーパインは、木の幹は地球の自転の影響や太陽の動きの影響を受けて捻じれが入っている物が特徴、1本1本太さも表情も違い、あまりにも長い年月をかけて立ったまま枯れてゆきますので含水率が徐々に徐々に下がってゆく、天然自然、古雅風雅な幻の高級材と尊ばれるログハウスのホテルコテージが建ちます。ナチュラルな温もりは素晴らしいものがあります。ご期待ください。
普段は街中の分譲住宅地や山の中の別荘地だったりと、半分あせって仕事に追い掛け回されています銀吉ですが、たまに受注しコンストラクションにあたってオフィスでの会議お打ち合わせに出席したり、ミーティングルームでの熟考の仕事も悪くはありません。
しかしながらでありますが、東京でのミーティングに行くと、高層ビル群を見上げながら、きょろきょろと魚眼レンズのように視点が定まらず、往来ではあまりの人の多さに目まいもして挙動不審になっているような気がして、ここには住めないなとミーティングの度に
一人の患うのであります。銀吉やっぱり田舎者なのでしょうか。
今回は、新規で建設される鉄筋コンクリートの大型ホテル敷地内にログハウスのコテージ、しかも幻の立ち枯れ材のシルバーパイン、ここぞのbbノウハウの発揮です。bb受注のログハウスのコテージ工区は、通常のホテルの客室とは違い、静かな林の中で独立した隠れ家的な客室棟で各棟に専用の露天風呂を造るので、プライベートが確保されていて本当にゆったりとくつろげる本物のリアル北欧フィンランド国のリゾート空間になるはずです。
日本の名山、浅間山を一望できる立地なので完成した際は、眺めも最高!
話しは変わりますが、浅間山を見るたびに約20年前にbbが公共事業で受注し建築した浅間山麓の火山館(浅間山荘)を思い出します。
浅間山火口から2キロほどの所に、当時扱っていたオーバルログを使用して山小屋を造りました、山奥に分け入りますから車では搬入出来ずログ部材のキットをヘリコプターで搬送したんです。まだ銀吉若かった事も有り現場まで行くにも登山道をひたすら歩くしかなくあの浅間山を何度も何度も登り下りしました、なんでもござれと普段からスイッチが入りすぎの銀吉ですが、今考えると本当によくやった仕事だったと思います(笑)。
浅間山は活火山です、今は噴火警戒レベルが「2」に引き上げられたまま、火口付近は自己の責任で登山可能です。
火山館(浅間山荘)は、噴火時のシェルターにもなっているので、非常時の避難が可能なので、お山が好きな方はぜひ行ってみてください(あくまでも自己責任です)。
監督銀吉の弱心・現場日記【2017年02月16日】