花だより
ちゅらるの営業日記【2017年04月27日】
いよいよ大型連休です。長いところでは10連休になるところもあるようですね。
桜前線は、本州を超え、北海道に上陸するようです。
本社のある宇都宮市では桜の花もすっかり散り、葉桜のわか葉が綺麗であります。
気温もコンスタントに20度を超え、心地よい季節です。連休日和ということでしょうか?
そんな中、休日にはこのところ妻と花のウォッチングと栃木県ならず近県まで足を伸ばして楽しんでいます。
拙者が訪れたのは栃木県内は下野市にある天平の丘公園。
奥へ奥へと進んでいくと種類が違うせいなのか早咲きや遅咲きの桜がお出向かえしてくれました。
この天平の丘公園の満開時の桜ソメイヨシノは色濃く屋台と花見客でゴザの広げる隙間もないほどなんです。
蕾を見ながら妻と一緒に出店のじゃがバターを食べながらその桜にうっとりでした。
(下野国分寺跡の桜風景)
実はこちらの天平の丘公園、地元栃木の人もあまり知らない隠れた面白いスポットであります。
それは桜のある公園の北側にあって、奈良天平時代の下野国分寺跡の旧跡が今でも約1300年前の布目瓦の破片が散らばっています。弊社会長が中学生の頃には大きめの瓦も露出していたそうで、瓦に往時の瓦職人の生きていた証の指紋がくっきりと残っていて感動した話を聞いたことがあります。今はその跡が綺麗に整備されて当時の伽藍のスーケルこんなにも大きかったのかと感心なされるかと思います?なおその近くに東に500m位ゆきますと同時代の国分尼寺跡がありますよ。
この国分寺跡周辺にはたくさんの大小様々な古墳が群をなしてありまして、そこのとある古墳の前で不思議なことが?栃木の日光には世界遺産の日光東照宮があるのですがその社の天井画に龍の絵があって鳴竜といって 関東一円では超有名なのですが、その天井画の龍の下で柏手を打つと『ビィーーン』と聴こえる音がするのです!この古墳は当然ながら青空の下!天井も床も壁もないのに古墳の前で柏手を打つと『ビィーーン』鳴竜のような音がするのです。この不思議を是非みなさんにも体験して欲しいです。聞く話ではここで古銭が59種、12,441枚も出土したんだそうです。
そんな不思議を体験したり花を見ているとまたまたうずうずと、山の雪もそろそろ溶け出し拙者の山のシーズンが到来で御座います。新緑の緑も魅力的ですがそこで芽吹く花たち。
今がまさにシーズンのカタクリの花やミツマタの花。世界の絶景という本で取り上げられましたがひたち海浜公園のネモフィラたち。菜の花の黄色とネモフィラの青と空の青のコントラストは息を飲むほどでした。
(菜の花と遠くに見える水色のネモフィラ 茨城県ひたち海浜公園)
ここも是非、皆様に訪れて欲しいスポットなのですが栃木県茂木町の焼森山にある三椏(ミツマタ)の群生地。
とても幻想的で黄色いミツマタの花のトンネルをくぐることが出来ます。
(カタクリの花/ミツマタのアーチ)
ちゅらるの営業日記【2017年04月27日】