御神木とログハウス
監督銀吉の弱心・現場日記【2017年06月19日】
銀吉今回は福島県田村郡小野町に建築中のログハウス、人気モデルのノースのアレンジの現場をご紹介!
ここは、阿武隈の緑に囲まれた穏やかな田園地帯で、梅雨の中本日も晴天なり、心ほっこりの現場です。 小野小町生誕伝説もある町でも知られています。 夏井川渓谷も町の中央を流れ、渓谷の理想郷の景観は素晴らしく銀吉の子供の頃、父と母に連れられて夏井川渓谷でのキャンプの思い出もあります、一度は夏井川渓谷沿いのドライブいかがでしょうか、いいところです。
bbがご注文いただいたお施主様のお父様はなんと日本古来の超トラデッショナルな職業、神社の神主様です。 敷地内には神社境内(菅布禰神社)が鎮座でございます。 そこには樹齢400年をこえる夫婦杉がそびえ立ち、御神木としてこの地域を見守ってくださっているとのこと!
都市部でも郊外や田舎にも日本国中津々浦々の町々にはそれぞれ地域を守る鎮守の森に鎮守様があってきまって大きな欅(けやき)や杉(すぎ)檜(ひのき)などの大木がありました。 その大木の下でいろいろな民衆の思い出が作られ、見守られてきました。この地域にはこの神社以外にも、国指定の天然記念物の諏訪神社の御神木の翁スギ媼スギなど、多くの御神木に守られている土地柄なんです。
当然このログハウスの地鎮祭も神道で古式にのっとり粛々とおこなわれ、よくよくと土地の神様を鎮められ尚、霊験あらたか守ってくれています。 銀吉、これまで様々な土地にログハウスを全国に建築してきましたが、一番心強い敷地かもしれません。 現場ではちょっとした気の緩みや不注意から事故や心配が付きまとうからです。
念を入れて鎮めていただき、そんなに銀吉は信心深くはないのですがすごく安心したのであります。 昔から神社は災害を受けにくいところに建てられる傾向にあります。 先人の知恵がそこに受け継がれているんですね。 因みに、ログハウスは遥かなる遠い北欧フィンランドの高級パイン材ですが、御神木は日本の杉の木。何とも御興味深い不思議なマッチング組み合わせです。
現在人気モデルのノースを134mmの極太ログで堂々の建築中。福島の寒い冬もへっちゃらです。屋根や床の断熱もぎっしり詰めての!対策万全! 断熱効果はちょうど魔法瓶のようで、防音防湿、地震に圧倒的に強く絶対倒壊のない建築なんです。 この夏には、ご家族5人で楽しむ生活が迎えられます様、銀吉も頑張ってつくりますから、どうぞ天照大神様!種々の神様!応援宜しくお願いた・て・ま・つ・り・ます!
監督銀吉の弱心・現場日記【2017年06月19日】