白い虹「霧虹」ご存知?
ちゅらるの営業日記【2017年09月13日】
天候も不安定で空がご機嫌ななめな日が続く今日このごろ皆様はいかがお過ごしでしょうか?
拙者、ちゅらるでございます♪楽しみにしていた夏休みも雨の日が多く天気予報とにらめっこ。
休みは時間を見つけては妻を伴い山へと出掛けておりました。
残念ながら今回は晴天の山行とはなりませんでしたが雨上がりの山もまた良いもので突然青空になったと思うと、眼下にバァーーっと雲海が広がったり素晴らしい景色に出会うこともしばしばなんです。奇天烈人生そのもののような。
ザーザーと大雨の日は流石に遠慮致しますが、小ぶりの雨くらいであればレインウエアを身にまとい、てくてく山へ入ります。小雨や霧の中の山もとても幻想的でガンガン照りつける太陽の下より逆に涼しくて歩きやすいくらいです。
この日も天気予報は雨。それでも予報の降雨量も多くなく、小雨と判断し栃木県北部の名山、那須の朝日岳へ向いました。
駐車場に到着しゆっくりとあせらず準備をします。
小雨というより一面の霧だったのでレインウェアはザックに入れそのままスタート。
初めの30分は身体を慣らすためにゆっくりで 足元はどっしり!がっしり!えっミニのフレーズ(笑)。
それでもこの時間はいつもキツイ気がします、本当に登り始めの30分はいつでもきつい。
途中で何度かの休憩を挟み、同じく山登りを楽しむ方たちと談笑を楽しみ、拙者よりずっと先輩の方たちがすっすっと登る様が格好良い!健康でずっと山登りを楽しみたいなぁ♪と思うのでありました。
そんな中、朝日岳の山頂に到着。
相変わらず真っ白の霧の中で景色も見れません・・・ザックを降ろし休憩していると時より青空が顔を出したりまた消えたり。こんな時は雲海が広がるかも???と、しばし山頂で様子を見守る事に。
はじめはうすーーーーく、ぼやーーーっとですが、何か後光がさしたような光の橋!を発見・・・
なんだろ??気のせいかな?その光が段々濃くなっていきます・・・
ほんの数分の出来事で山頂には何人の方も行ったり来たりしていましたが、この風景を見れたのは拙者を含めてそのタイミングでここに居た3名のみだったんです。
それはなんというのかわからず白い虹??と表現するのが精一杯でした。素晴らしい現象に大興奮しながら下山後、山の友達にこの写真を見てもらうと『霧虹 きりにじ』と言うんだと教わりました。
めったに見れない現象で、いつも善行を心がけているご褒美かな!拙者勝手に思うのでした。
後にこの『霧虹』をネットで調べてみましたが、 通常の七色に光る虹と白い虹は同じように空気中の水滴に反射して発生する原理は同じもののその際に光が分散しなければ白い虹に見えるらしく、 この条件がかなり低い確率のようで水滴の大きさが光の波長とほぼ同じになったときだけだそうです。
条件的には今回はぴったりで、霧や雲の水滴がこの条件に近いようです。 この『霧虹』は普通の虹よりもかなり小さいことからなかなか目撃されないとのことでした。
目の前で見れた事も奇跡に近いのですが、ちょうど太陽を背にしていないと見れないと言う話もあるのでいくつにも重なった奇跡のおかげで『霧虹』に出会えました。
雨上がりのログハウス建築現場で、拙者も何度か虹を見ていますが、貴重な虹に出会うと気持ちは晴々、今月もログハウスのご契約が多くありますように。
ちゅらるの営業日記【2017年09月13日】