ログハウスに凄いサッシ
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年05月31日】
弊社の住宅建築や別荘建築にログハウスだけではなく、フィンランドハウスやビーズハウスなどフィンランド建築コンセプトの北欧モダンの木質軸組工法住宅があります。
そのビックボックスの商品モデル群の中に、優れものの木製サッシだけではなく、良い特性を持つ堅牢な樹脂サッシを標準設定している、ビーズハウス「北欧モダンの高経済性木質住宅」があります。
冬場など室内暖気を排出することなく、熱ロスが極小で換気する画期的なセントラルロスナイ換気も標準施工に定めている為、高気密高断熱の省エネ仕様です。そうしてなおかつこの度ログハウスにペアガラス付樹脂サッシを付けたいと、お客様よりご要望をいただき採用してみました。
ログハウスには、特別な木製サッシしか設置出来ないのでは?と思われているお客様が結構いますが、そんな事は無いのであります!他社メーカー様の中には北欧ログハウスに北米製の木製サッシを標準にしている場合もあったり、ビックボックスも標準設定の北欧製木製アルゴンガス入り二重や三重窓など以外にも、お客様のご予算や希望に合わせて、設置することが可能です。
日本のアルミサッシでも可能であるのですが、性能やビジュアル的な見た目様々な表情があります。
ただbbは永年フィンランドの優れもの木製サッシュをこだわりを持って採用していた歴史があります。
それぞれに良い特性があって特に樹脂サッシであれば、アルミに比べフレーム部分が熱を伝えにくい為、結露の発生も少なく木製のログ壁側との取り合い部分で水滴が出来るといった心配も無いから安心して設置出来ます。
銀吉の住んでいる家と言えば、昔のアルミ製単板ガラスのサッシなので、夏は暑く冬はとてつもなく寒いと、自然の有るがままを受け入れて屋内に居ながら季節の移り変わりを楽しめる仕かけになっています。
それ以前の我が家は昭和の初期の住宅でしたから、窓のすきまから風は団体でピュ~と、台風の横なぐりの大風の雨には窓のすきまや雨戸からこれまた団体でピュ~っと入ってきたものです。
ある学者が言うにはこの時代の多少の隙間風や空気の流入する家は健康には一番良かった、などとの話がありましてなるほどでもあるわけです。
そして実家の窓、せめてサッシだけでも内窓を付けて冬でもいまより暖かく過ごせたらと思っている次第、高性能の窓など建具が進化の変容素晴らしい時代です。
一般的なサッシは夏の暑さの70パーセントが窓から室内に伝わり、冬は室内の温めた空気の50パーセントが窓から逃げて行きます。先ほどの樹脂サッシはフレーム自体が熱の影響を受けにくく、という事はガラス自体にもすごい影響します。
フレーム部分が全て樹脂で出来ている樹脂サッシは、アルミサッシに比べ約1/1000の熱伝導率を誇り、熱を伝えにくい特性から、断熱、遮熱、気密性に優れているので省エネ効果が有るわけですね。
こだわりの木製サッシもヨーロッパでは普及率も高く、フィンランドを中心に冬季の寒さが半端じゃない北欧圏では全体の95パーセントが木製サッシなので熱に対しての省エネ性は優れものです。
さんざん樹脂サッシを褒めましたが、我々がログハウスで標準的に使用している木製のサッシの場合は、アルミサッシに比べ約1/1900の熱伝導率とダントツの高断熱性能を有しています。
木製サッシと言っても、昔の学校の校舎に付いていた様なガタガタのサッシではなく、現在では最新の高性能高気密の木製サッシなのでご安心ください!
お外でお子様がお母さんを窓辺で呼んでも聞こえないほどの防音、そして高断熱、さあってどれになさいますか?
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年05月31日】