完成シンフォニア アレンジプラン
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年09月10日】
8月後半からは、毎日のように夕立ちが時には厳しく時には可愛く襲来!
天気も迷っている様子、建築工程表が狂いっぱなしで、もうやりくりが大変でしたがハイレベルの施工で完成にこぎつけました。JR東日本の共同企画のびゅうフォレスト喜連川のログハウス現場のFINログの2棟の社内完了検査が会長、社長、本部長のそれはそれは妥協を許さない超厳しい検査も少しのダメ出しはありましたが、98点のお墨付きをいただきホッとしている次第。
今年の次々と来襲の台風も、かなり雨風が強かったり横暴を振りまいて今までにない台風だと感じましたが、ログハウスも完成目前なので天気に合わせて出来るところをどんどん進めて合理的に監督し続けるしかありません。
そんななか、FINログハウスシリーズ シンフォニア が完成。
このログハウスのオーナー様は愛犬家でワンちゃんを飼っておりまして、この建屋の中にいろいろなワンちゃんの為の仕掛けを特別に細工をしています。
屋内床には滑らないよう、滑り止め効果のある特殊なシリコンコーティング塗装を特別に施しました。
ワンちゃんが走り回れるようにウッドデッキも約19坪の広さが有って手摺もオーナー様が飼っているワンちゃんの跳躍力で飛び越えられない高さに設定を工夫。
個人の住宅でこの大きさで行き届いた仕様のウッドデッキを久しぶりに造りましたが、この家のワンちゃんの為の至れりつくせりに、未だ対面していない犬が羨ましい限り。
そして2階へ上がる階段には開け閉めの落下防止の柵を特別仕様の精度で付けています。
完成目前にして、25年に1度の大型台風21号が来たり天気に恵まれず、なかなかウッドデッキの塗装を進める事が出来ません。大阪方面に甚大な被害を残して去って行きましたが、今回の台風で沢山の方が亡くなられてしまい、ご冥福を心よりお祈りいたします。
ニュースでは、屋根が吹き飛ばされトラックが横転する映像を見ましたが、たかが風と馬鹿にできない強力なエネルギーです。幸いビックボックス本社には全国何千棟の実績の中から被害が有ったとの連絡は無かったので一安心しています。
ログハウスの建築にあたり建物の建築確認申請の許可願いを行政に提出しますが、その際に強度計算書も合わせて添付します。その計算の中には地震に対してと風に対して十分強度が有るか検討する部分があります。地域ごとに地震力と風圧力の係数が決まっていて、同じ形のモデルでも建築地が違えば、都度地域に合わせた計算が必要になります。
特に風が強い地域に指定されているのは、鹿児島県の一部離島や沖縄県です。
これは台風の通過が多いので特に厳しい設定がなされていますが、銀吉特に思うのですが近年の台風のルートが昔と変わってきている様な気がします。十分注意が必要だと思います。
頑強で強健、ガッシリドッシリのログハウスはやっぱりいいと思うのです。
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年09月10日】