福島県の復興に思う
監督銀吉の弱心・現場日記【2019年03月28日】
8年目の3.11を迎えました。
この度も福島県から、伊達郡川俣町のお客様よりログハウス建築の依頼が有り現場確認に行ってまいりました。
現在は、すでにユニシリーズのラミネート角ログ134mmの「ウエスト」というモデルで、ご契約も済まされてログキットの制作と着工に向けての準備が着々と進行中であります。
川俣町は絹織物の産地で、その他自動車部品、電子部品、食では川俣シャモという地鶏が有名な所ですが、福島第一原発のあの大惨事があり国から突然、10日後に計画的避難区域とするので避難しろ!という事になって、悲惨なことが起こりました。その一部区域の1200名の方達が自宅を離れ避難生活を強いられてしまいましたが、同時に近隣の相葉町からの被災者の受け入れも行い最大で6000名ほどの受け入れを行ったそうです。
震災の翌日から大型バスで毎日毎日、被災者の方達が来られ、炊き出しをして皆で支えあったんです。
平成29年3月31日に一部区域の避難指示も解除となり、現在では避難指定区域になっている所はありません。
復興に向けて現在も大変な努力をされている所で、極限状況に心が痛みっぱなしです。
ビックボックスでは、ボランティアでのログハウス建屋の提供はじめ、支援や被災者向けにて低価格でのログハウスの供給なども継続しております。
お客様も地元で頑張りたいとの思いで、写真の切り開かれた見晴らしの良い小高い丘にログハウスを造り生活の拠点とされる事を決意されたんです。
銀吉もめちゃめちゃ応援したいと思います。
これから、現場に足を運ぶ事も増えるので、川俣町へ行ったら必ず地元振興にと、地の物を食べたいな!と特に川俣シャモ料理を食べるつもり!なんです。
ただただ食い意地だけではありません、振興であります。
これからの季節は、樹齢500年の巨木、エドヒガンのさくらが見ごたえ十分らしいので、現場に行った帰りに部長には内緒でちょっと寄り道してみたいのであります。
今年のゴールデンウイークは川俣町へ行って、川俣シャモを堪能していただくのはいかがでしょうか。
トニカク オイシイ ラシイ!
地元にとっては、観光で来てもらうだけでも十分に復興のお手伝いになると思うのです。
監督銀吉の弱心・現場日記【2019年03月28日】