令和のハイテンポ
淳.EBIの設計室のわななき【2019年04月18日】
平成のEBIのブログもあとわずか2回となってしまいました。
EBIブログも前任担当のE・ジェームスのブログから引き継ぎあっという間に2年が経ち、平成の終わりと共に背後に勢いよく迫り来る後輩たちの凄まじい成長ぶりにうかうか出来ず、このままでは平成の終わりと共にEBIブログも終わりかねない不安にかられているEBIでございます。
振り返ってみますと、平成は31年で終了です。
ビックボックスの歴史も昭和の最後の部分とほぼ平成と共に、そして日本に建築基準法でのログハウス解禁と同時の日本のログハウスの歴史と共に歩んできました。
歴史を重ねて次の時代の令和に繋がる事が出来てEBI建築家としてログハウスの始まりの日本創設の会社としてBIGBOXを誇りに思います。
そして世の中のスピードが加速して、次から次へ変化していく昨今、取り残されない様EBIも精進しなくてはいけないと上司カリスマ「カリDAI」からも叱咤激励を日々感じております。
AI(人工知能)元年とも巷ではささやかれ、機械やロボットに頼らざるをえない時代がそこまで来ております。
永年からのJR東日本のスタッフとの定期的ミーティングの機会で、最近での情報では、JR東日本のスタッフ数が平成元年頃は8万人いた社員の人数が現在では5万4千人、更にAI化進むと将来にはもっとかなりの人員削減すると言うのです。
券売機も改札も自動化し、みどりの窓口も無くなりますと駅舎に顧客は溢れていますが、駅員スタッフは殆どいない状態となるようです。
スーパーマーケットや各種店舗もセルフレジ化が進み、コンビニの無人化も試験運転が始まり、24時間営業のコンビニ社会も終止符が打たれるかもしれません。
急激な日本の人口減少、少子高齢化に歯止めも利かず、等々70歳以上の人口が2割を超えてしまったという記事を先日とうとう見てしまいました。
人口減少スピードも驚くほどでEBIもビックリしています。
息子が大きくなる頃には日本はどうなってしまうのだろう。
期待とは裏腹に不安も感じるところです。
これから先は未知のゾーンです。
30年前の日本とは全く別の時代がまさに始まろうとしています。
但し、30年以上前からあるログハウスは、時代と歴史の中で少しずつ変化しながら、新しい時代に生きています。
弊社のフィンランドのログハウス提携工場の社長が、ミーティングで来社するたびに「地球上に緑がある限り太古の昔からある木材丸太を井の字に組見上げる工法は、プリミティブな叡智で崩しようも無い原始的で画期的で物理力学にかなった工法で決して滅びない工法であると・・・」言っておられました。
その通りだと思います。
はやりや時代の流行の建築でない、そこの変わりようもない建築の原点があります。
近年東京や中国で開催された建築展覧会、HOUSEVISIONでもこれからの時代はAI・Iot・農業・観光が日本を支える重要なテーマであると建築家の講演会で拝聴しました。
日本を建築を支える、これらのキーワードの多くにログハウスが関連共通していく事に気付きました。
Iot(インターネット)を活用した情報収集や活用、多くの方がインターネットからログハウスの情報を得ています。
農業や林業をはじめとする産業に世界の多くの若者が注目し始め、自然派志向の社会にあった建築、林業の再生に大きく貢献できる建築で今や大注目のトレンドです。
観光やレジャー施設に多くの方が癒される建築、近年観光やリゾートにまつわるログハウスの建築が増え弊社bbでは数多くの有名ホテル建築をログハウスで受注しています。
これからの時代にもログハウスが切っても切り離せない住の変化形、即ち住宅や別荘、学校建築やあらゆる家の形の存在となって、社会に貢献できる様にEBIも是非頑張っていきたいと思います。
淳.EBIの設計室のわななき【2019年04月18日】