天井裏の利用にロフト礼賛
監督銀吉の弱心・現場日記【2019年08月23日】
最近では平屋タイプのモデルが大人気で、何と言っても楽な平行移動!
bbの受注ログハウスの中でも、平屋のログハウスの割合が、かな~り多くなっています。
高齢化もばかりではありません。住宅は本来平屋が基本、昔はお金持ちは平家に限っていたそうです。
確かに絶対の楽チン。
お客様も将来を考えての事かと思いきや、まだまだお若いご夫婦も平屋で検討されているケースが凄く多くて、子供達が成長して2階の自分の部屋に引きこもりがちで家族と会話する機会もなくなってしまう様な家の間取りを嫌い、部屋から出たら必ずリビングやダイニングを通らないとトイレや浴室に行けない動線として、家族のコミュニケーションが取りやすい家にしたいというお話しも良く聞きます。
子育てのある種の失敗を感じている方も多いはずです。なんて失礼千万!それは我が家です。
平屋の住まう良さを無理なく受け入れられているのだと思います。
ログハウスの本場フィンランドはあきれるほどの広大なる天然自然、土地が広い事もありますが、当たり前に平屋がメインでゆったりとした空間を構成するには何と言ってもそうなんですね。
老若男女、誰しも上下の昇り降りも体にそれなりにストレスが、平屋の贅沢な空間がとても癒し効果抜群、長生きになるのだと思います。
bbの統計、国土交通省の建築着工統計でも、7、8年前までは全体の6.8%だった平屋が、最近では9.2%程に増加しました。
現在は更にupしていると予想できます。
平屋のメリットは、1つのフロアで過ごすので、家族と顔を合わせ自然と会話がとても増えます。
述べ何百メートルも歩いてしまう家事動線も楽になります。
平家は概ね天井も高いし、実に開放的。
ログハウスの平屋となれば、心も体も健康体という感じに精神衛生的にもいいんだと学者の研究もあるんですね。
将来のメンテナンスコストも2階建てよりも平屋建ての方が何かと安く済みますし、増改築も容易です。
自分で建てるセルフビルドも圧倒的に楽に容易になったりします!
平屋のモデルでも浴室や洗面、トイレなどの上部デットスペースに、目一杯ロフトを造って小屋裏収納庫などに有効利用も出来るんです。
その場合登り降りするためにはハシゴが必要になります。
写真で紹介しますが、bbの「アートログハウス デザイナーズ」のモデル作品でも、最近では、軽快なアルミ製の軽いロフト用ハシゴも標準採用。
奥様でも楽々持ち運びができます。
使う時だけ斜めに掛けて、普段使わない時には壁掛けにしてスッキリ収納も出来るので便利です。
もちろんデザイン統一の為に木製のハシゴや階段にすることも出来ます。
あまり使わないものを収納出来る便利空間です。
最近では、片流れ屋根モデルも増え、高いスーパー天井はダイナミック空間天井を演出してくれます。
最大で7mくらいに圧倒的ゴージャスになると思うのか、教会建築のような崇高な面持ちかは住む人自身です。
すごい高さの開放的な天井で、お客様も大変喜んで頂きます。
監督銀吉の弱心・現場日記【2019年08月23日】