EBIの建築旅 2019夏
淳.EBIの設計室のわななき【2019年09月04日】
8月も終盤となり、暑さもだいぶ落ち着きはじめ仕事モード全開のEBIであります。
今年の夏休みは、家族で北海道旅行へ行きました。
北海道に到着するとその快適さにびっくり。
年々北海道も暑くなったと言われていますが、流石空気に夏でも湿っぽさはなく、温度も30度に達していなかったので、快適でした。
話で聞く、憧れの北欧フィンランドのようです。
EBIも30度でも快適と感じるくらい暑さには強くなったのかなと思います。
北海道での移動は電車がメインで、札幌の景色を堪能していたらある事に気づいたのです。
雪の多い地域では、雪が積もらないように屋根の勾配はきつくするのが一般的と思っていたのですが、実際の札幌の住宅は、きつくどころか屋根の傾斜が無い住宅がほとんどだったのです。
現地の人と話す機会があったので、何で?と建築家として質問、聞いてみたところ「急勾配の屋根だと雪がいきなり落ちてきて、それで下敷きになって死んでしまったり、雪下ろしをしていて、誤って落下してしまったりする。それを防ぐ為に、屋根の傾斜を無くしている。」それを聞いて、なるほど!と思いました。
あとは、雪で玄関が開かなくなるから、2重玄関にしているだとか、色々工夫してることを聞きました。
地方特有の建築方式のあり方を知りました。
どうも雪の積もり具合などは話に聞くフィンランドの南部にある首都ヘルシンキ周辺ではなく北の都市ロバニエミの様子であります。
気候と建築の相関、まだまだEBI勉強不足であります。
札幌にはたくさん観光地があり、建築を見て歩き回っていると燃えて燃えて、突然赤煉瓦の建物が見え、これは!と駆け寄り立派な建物だな頷いて眺めていたら、近くに居た警備員さんに「こっちは裏だぞ~」と言われびっくり。
慌てて正面へでありました。
正面はたくさんの木々が植えられていて、その先に見える赤煉瓦造りの旧本庁舎が良い感じでした。
季節ごとに違った表情をするみたいなので、今度は違う時期に来てみたいですね。
つくずくと建築っていいな~!であります。
屋根のドーマの部分にある赤い星は「五稜星(五光星)」といい、開拓使を象徴するマークとして庁舎や製造品などに使われたそう。
北の夜空に輝く北極星をデザインしたもので、札幌市時計台でも見られるみたいです。赤い星を探して歩くのも、楽しみの一つですね。
建築家として建築ウォッチングに勝手に燃えて家族を振り回して大変失敬でありました。
師匠カリDAI発信の新コンセプトログハウス「Art LogHouse」も誕生し、EBIも何度も現場を訪れログハウスという概念では言い尽くせない作品が出来上がり感服。
いいです一度ご覧ください。
建築デザインにより磨きをかけたアバンギャルドなアートログハウス。
今後も掘り下げて解剖していき、お見せします。
アートログみたい!おっしゃるお客様お気軽にお問合わせ下さい。
間もなく9月。東京ビックサイトで今回初!ギフトショー2019に参加します。
グランピング専用ブースがありますので、お気軽にお立ち寄りください。
お待ちしております。9/6まで開催!
淳.EBIの設計室のわななき【2019年09月04日】