栃木の新スタジアムOPEN
淳.EBIの設計室のわななき【2020年05月22日】
本社のある栃木県では緊急事態宣言が解除され、空気がパーっと明るく少しづつ何もなかった日常へ戻ろうとしています。
マスクも決まりごとルーチン、当たり前の作法となってしまった私たち建築家のEBIでございます。
世の中もそうですが・・・・段々蒸々してきて、エアコン付けると締めきらなければならず、窓を開けていると虫が入ってきて、蚊に限らず昆虫嫌いなEBIは苦しい状況が八方塞がりの状態、おはずかしい。
でも毎朝の出勤の途上、木々の緑は一層濃くなり5月の若葉はいいものです。
緑と都市開発など密かに、「いかに緑を取り込み残す都市計画が、地方の文化を図るバローメータ、図書館や美術館など整備ではなく、言わば緑をどれだけ座標に残しえるか」のプランイメージをいつも考えております。
平たく言えば緑と建築の関係なのですがコンクリート建造物とアスファルト道路で紫外線で眩しい殺伐した砂漠のような景色は人間の望む本来ではない、を考察してしまうのです。
私的な吐露に申し訳ありません。
毎日のコロナニュースで自粛と言っても、懸念されるのが第二波の流行です。
解除されたからと言って油断は禁物です。
皆様も日常生活での決して罹患しない基本徹底、予防は厳守で頑張りましょう。
自粛期間はEBIは会社以外の外出は一切控えていて基本はずっと家にいたせいか、妻に少し太ったのでは?と言われてしまいました。そんなこともあり、たまには散歩に行こうと思い以前に話題にしたbbホームタウンの新競技場を見に行ってきました。
なな・・・・なんとこのコロナウィルスの騒ぎの間にいつの間にか出来ているでは、、、、ありませんか~!!
これが「カンセキスタジアムとちぎ」です。
こうやって完成したスタジアムを、見ると高低差もあり中々の大きさで迫力があります。
隈研吾さんの新国立競技場よりもしかしたら、近未来のデザインでない?
郷土愛が深くて、自画自賛ですいませんが、EBIの見聞きした中でも結構カッコイ素敵なスタジアムが出来ました。
下から見上げても、堅牢で綺麗なコンクリートの大きな成形パネルを組み合わせて流線形のフレームをデザインしてあります。
その大迫力にEBIも圧倒されました。
建築のすごさってここなんですね。
大きな現代彫刻と一緒です。
わーすげー!!なんです。
客席は2万5千席の規模のようで、栃木県内でも国際試合の開催も可能な唯一のスタジアムです。
観客席も新国立競技場のシートデザインにならって、席の色が、常に人がいる様なランダムな模様や栃木の名産、イチゴもマスゲームの様にかわいらしくデザインされております。
照明を照らすと益々なかなかいいのであります!
屋根の立体感が際立ち、とても明るく雰囲気が出ています。
あまり褒めたがらないEBIですがgoodです。
実際に中に入れるのはまだ少し先になりそうですが早く中に入ってみたいですね。
上司のカリスマ一級建築士カリDAIにことわって、EBIは「栃木県の建築のレジェンド達」と銘打って栃木県が誇る歴史的建築から現代建築までを案内する勉強会ツアーのコンダクターをしたいと考えている次第。
その節にはbbログファンの皆様是非、EBIの解説でご参加あれでございます。
コロナウィルスの影響もあり新しい県のスタジアムのお披露目もあまり大々的ではなくいつの間にオープンしておりましたが、栃木県のシンボルとして、今は3密に御注意ですが、多くの大イベントが行われる様願っております。
淳.EBIの設計室のわななき【2020年05月22日】