3.11鎮魂10年の節目に
監督銀吉の弱心・現場日記【2021年03月23日】
3.11の震災からちょうど10年の節目が過ぎました。
あっと言う間の10年でした。
ここ最近でも、長時間の横揺れが再発しており、地球規模から見れば、僅かな時間なのかもしれませんが、銀吉にとっても光陰矢のごとしでした。
弊社スタッフの中にも東北出身で家族や実家が被災にあった様子に心が痛みます。
3.11当時、震災災害に弊社として何かお役に立てる事はないかと電話ばかりではなく東北各県を奔走し行政に申し出た事を思い出しました。
ログハウスで仮設住宅など、協力出来る事も無いか聞いて廻りました。
そこで初めて知ったのは、プレハブ建築協会と各行政の間では災害時の仮設住宅建設の契約が平時よりなされており、プレハブ協会会員以外は建築出来ないハードルがありました。
そして国内メーカーのプレハブが優先的に生産棟数の配分が決められて、弊社のような輸入住宅の仮設住宅枠は供給が不足した場合にだけ依頼が来るという、柔軟性のないシステムでもありました。
ちょっと残念だったことは、ビジネスを度外ししてのボランティア的な心意気で、何とかしなくっちゃの申し出が、行政窓口では口をそろえて、せっかくの申し出なのですが契約があるので、お願いしたくても出来ないという返答だった事を今でも覚えています。十分に行き届いた状態で有れば胸を撫で下ろすことができたのですが、リーダー不在の混乱状態で可哀想で心が痛む状態でありました。
そんな中、当時交流のあった、スロバニアの女性の大使より木質の仮設小屋を送るから、ビックボックスさんで建築してやってくれないかと申し出がありました。
即、社長は「了解です」でした。
どんな形であっても東北の皆さまのお役に立てればとの思いだけで、各方面に働きかけて宮城県東松島市の津波の被害が大きい漁業組合の漁師さん達の休憩用の浜集会所を建築することもできました。
オープンセレモニーの時は大使と東松島の皆様と笑顔で記念撮影。
多くの被災した皆さまの笑顔が見られて銀吉も感無量でありました。
その後も、岩手県大船渡市にて子供たちの為の図書室としてミニログの建築等協力させて頂いたり、弊社bbも復興のお手伝いが出来、お役に立てたことが嬉しく誇りに思っています。
銀吉も個人的にではありますが、今でも毎年の年末に日本赤十字へ少額ですが義援金の寄付を継続してきました。
義援金の受付期間が後わずか今年3/31までとなっており延長を繰り返して今日まで来ましたが、この節目でもう延長されず終了になってしまうのかと、携われた思い出を噛み締め考えています。
福島の原発問題なども多くの問題を抱えていますが、東北の皆さん頑張って下さい。
ログハウスを通じて銀吉も応援致します。
更に震災後東北でログハウスも建築の注文もたくさんいただきbbログファンの皆様今後とも宜しくお願いします!
キャンペーン今月で終了との事です。
コロナ禍で建材も上がり価格改定もある様です。
どうぞ検討してる皆さまお急ぎ下さい。
北欧建築いろいろな建物があります、ぜひ隈なくご検討ください。
監督銀吉の弱心・現場日記【2021年03月23日】