14年前のログハウス
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年12月06日】
先日 bb本社事務所にお客様が来社。
14年ほど前に弊社のミニログ(メリ)をご購入頂いたY様でした。 別荘のログハウスの屋根に木の枝が落下して刺さり、雨もれの為どうにかして欲しいとのお困りの様子。
さっそく掛け持ちの仕事の現場から抜け出し、現地に足を運んで現地確認しました。 同時進行でたくさんの現場が動いていますから、銀吉はこの現場は知りませんでした、と思っていましたが。
この現地のログハウスを拝見してびっくり、今までこんなこと見たことがね~! 屋根の上の高所から木の枝が枯れて落下!太い枝は屋根材を突き破り、屋根には30センチ台の穴が! その光景はまるでログハウスの屋根から枝が生えてきたかのよう、見方によっては、新鋭華道家の アート生け花それともアート盆栽?っていう感じでありました。
しかしメンテが完了して記憶が急激に蘇りこのY様邸は銀吉が担当させて頂いた建屋でありました。 枝の落下で亡くなる方もおります、巨大な穴に驚く反面、妙に懐かしさもあり当時の引渡しの際に会話した 内容なんかも思い出したりしてログハウスを見て、怪我した我が子が悲しんでいるように見えて、 銀吉は「まかして!直してやるから安心して!」と声をかけてしまいました。
せっかくだからとウッドデッキと再塗装の見積もりも提出して、Y様も銀吉を覚えてくれたり嬉しくなって、 ちょっとサービスなんかもしちゃったりして受注、工事となりました。
ログハウスの周りには20メートルを有に越す木々が接近していて、屋根の上にまで枝が生い茂る状況。 建築当時はもっと木は短くて細く、明るい光が差しこんでいました。
14年の月日は木々を育て、改めて自然の雄大さと年月の流れを想い自然には勝てね~と実感。 さっそうと現場に乗り込んだがいいが、鬱蒼としたこうした現場には蚊がつき物です。 1時間もしないうちに銀吉と職人の顔は蚊に刺されてかゆいかゆい。数日かけての完璧に全ての作業が完了です。
「ありがとう!」そんな声が聞こえ、直したログハウスから言葉をかけてもらった気がしました。 自分には本当に聞こえたのでした。銀吉にとってbbのログハウスは我が子のようなんです。
今回のログハウス、14年間ほとんどメンテナンスしていないとのこと。
しかも湿気のある状況でも、ログ壁と屋根がほとんど痛んでいなかったのには改めて、ログの偉大さ・丈夫さに 気づいた物件でした。メンテナンスは本当に大切なんです。手をかけていつまでもログハウスを大切に使ってください。
綺麗になったログハウスを見てY様も笑顔で満足されていました。
ログハウスにお住いのお客様、メンテナンスのご相談は銀吉まで。
多忙ですがなるべく早く馳せ参じます。
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年12月06日】