震災、忘れない想い
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年03月14日】
銀吉はじめ監理部監督スタッフは暖かくなった気温とともに元気で張り切っております。
2月のブログ「監督銀吉の弱心・現場日誌」でも案内していますが、現在も杜の都仙台のログハウス建築は順調に進んでいます。
すでに1ヶ月かかっていますが、ログハウスは新建材の今様のパカパカっとできる建築ではありません。 全て無垢材の北欧パイン材でシッカリと作られます、チョチョンがチョンとは出来ないのであります。
銀吉、全国津々浦々依頼があれば何処へでも~馳せ参じていますが、日本には列島地震の震源地が多く、丈夫で地震にも強い安心して住めるログハウスを日本全国に広めたいのであります!
bbが誇る南那須ガーデンも震災にあい、ログハウスの建屋の中の鉄の塊の薪ストーブは家の中で5mも吹っ飛び囲んでいたレンガの壁も同じく吹っ飛び、 家の中の4つの天井扇も全部ちぎれ飛んで落下、もう大変な状態でしたがログハウス建屋そのものはガッシリと立っていたのです。ログハウスって本当に地震に強いんです。 ログ材を井桁(いげた)にガッシリと組むものですから、どうにも崩れようもない凄い耐震の建物なんです。
あの暗い悲惨な悲劇の震災からあっという間に5年もたちます。 弊社bbは支援活動も数多く行ってまいりましたが銀吉ますますログハウスの強さを知らしめたいと、日々強く思うようになっています。
仙台のログハウス建築現場の近くには仙台空港があります。仙台空港も津波の被害にあっているのですが、現場から足を伸ばして視察してきました。
お客様のフォローの為に何度も足を運んではいますがあれから5年、空港の近くの堤防も大分完成してきてその分海も見えず、あまりの様変わりに銀吉の心にグサリ。 1件だけ流されずに残った大きな民家をモニュメントとして残しているって話しをニュースで見て知っていて改めて見ると忘れちゃいけない記憶を思い出してグサリ。訪れた誰の心にでもグサリ。
震災のあと弊社bbの支援活動などで相馬や大船渡に銀吉は何度も何度も足を運び、当時の話しを聞いたり、 流されて何も無くなって錆びた車の山を見ては何とも言えない気持ちになったことを思い出しました。 切ない思い出と同時にちょっと明るい話、当時母屋が地震で壊れてもbbのミニログに逃げ込み何とか過ごせた事や、 ログハウスの中の家具は倒れても建物は何とも無かったとの数々のお礼の手紙が届いたことも思い出しました。
そんな様々な思いも背負って今日も、がっしりどっしりの丈夫なログハウスを作るために銀吉ひたすら頑張ります。
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年03月14日】