EBIの建築探訪 軽井沢編
淳.EBIの設計室のわななき【2024年05月05日】
上記の写真はEBIが出張先の横川SAで撮った桜になります。
桜の季節ではなくなり、暑いと感じる日も多くなってきました。
皆さんはゴールデンウィークどのようにお過ごしでしょうか。
私はまだ休みの予定を決めていないので、ブログを書きながら計画しており今年も家族と旅行でも行こうかなと場所を探している最中です。
ですが、溜まっている図面作成を終わらせなければ気持ちよく休めませんのでEBI達設計部はいつも以上のスピードで業務に取り組んでいます。
花粉もようやく落ち着き、新体制の設計部の連携力は徐々に上がっております。
さて今回は長野県軽井沢に行った際に見た軽井沢千住博美術館についてご紹介します。
まず上記の写真はカフェ・ショップ棟になります。
駐車場から美術館に行く入り口付近にある建物で、三角形平面を構成した多面体建築で屋根と壁が一体となっています。
美術館に展示されている千住博氏の作風に合わせ、折り紙をモチーフとしたデザインに。
道路からも目立つ外観になっていて迷わなかったですよ。
カフェ棟を通り過ぎると今回紹介する美術館に入ることができます。
設計を担当したのは西沢立衛。
建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞した建築家です。
既存の地形に合わせて緩やかに傾斜してランドスケープのような一室空間で30分程で館内を一周できるようになっています。
また、自然光が差し込む光井戸、壁面のガラスが軽井沢の風景や緑、光を取り入れて明るく開放的な空間になり美術作品との調和を可能にします。
これは千住氏が明るく開放的で今までにない美術館にという要望があったそうです。
そして各所に配された椅子でくつろぎ自然を感じ、公園でもありリビングでもあるかのような空間を目指した設計になっています。
自然と作品と建築が一体となった空間を体験できるようになっているんですね。
今回紹介した建築のように私達設計部も自然と建築の調和を意識して、建てる土地の状況を把握しなければなりません。
そこに住む人を思い、土地の特徴を理解すればログハウスの良さをより魅力的に伝えることができます。
そのためには現地に足を運び、自分の目で周囲の状況を把握してから設計することが大切なのです。
現地調査は全国の建築を見る機会にもなりますからね。
皆さんもbbログハウスがどのように自然を生かしているか注目してみてください。
淳.EBIの設計室のわななき【2024年05月05日】