グラフは、一般住宅内装木質化と、暮らす人の睡眠について調査したもの。築4年以内、平成11年度の断熱基準(高断熱住宅)を満たした33軒の住宅で、睡眠計を使って睡眠効率を測った。
平均室温は17〜20℃というなか、男女の差はあるが、まったく木材を使っていない部屋よりも、半分〜全体的に木材を使った部屋のほうが、効率のよい睡眠がとれているという結果となった。
異なる住宅での調査のため、間取りなどには違いがあるものの、木の内装が、人の睡眠の質に関係していることがよくわかる。また、眠っている状態では、木を見たり、触れたりしないという点から、睡眠中の人に対して、木の香りが影響しているのでは?とも考えられる。