EBIのオススメプラン
淳.EBIの設計室のわななき【2017年07月21日】
早くも折り返しあっという間に半年過ぎて7月、ああなんなんだと思ってしまいます。
日毎の仕事に追われ自分で開発したいと自己に課せた秘密開発研究があまり進んでいません。
なんの開発かって?
ここでは言えませんが会社の将来の北欧建築のマテリアルの一端であることとだけ言っておきます。
さすがに7月となると、まとわりつく様なベットリの暑さの本格の夏の到来が、全国に大雨等の災害被害も建築家として非常に気になります。
自然との生ける者の共存、もっと根本的な所の見直し違う視点からなどと過去の治水土木災害の偉人でもある空海、加藤清正、二宮尊徳、田辺朔朗などの人達をぼんやりと想って、ひそかに喝を入れております今日この頃です。
上司のカリスマ建築家のカリDAIは少々お肥り気味で快適な夏に向けてダイエットに励んでいるようで、開始から1ヶ月でなんと3~4キロ程落としているようで意思の強固さに納得。
EBIも過去にダイエットしたことがあったのですが食事を極端に減らした為体調を崩したことを思い出しました。
「設計もダイエットも何事も意思のバランスが大事だ!」と直接言われたわけではないのですが、カリDAIを見てに改めてそう感じたEBIの最近であります。
さて、今回は栃木県内の弊社bbの建築案件をご紹介したいと思います。
建築地周辺は緑豊かで静かな環境だったのですが、建屋敷地北側にけっこうの高低差があり南面から敷地に入るという動線だったので玄関を南側にするように工夫、ここまではごく普通な発想ですが、しかし南面からの光がなかなか強い…
リビングやデッキはどうするか?
セオリー通りに南面に設置したら眩しすぎるのでは?
そんな時はEBIおススメのワンストーリ―というプランがオススメ!なんだ!!であります。
と言いますのは、お客様の要望が多いのがこの3LDKの間取り、子育て世代から様々な世代の方に向けた間取りで、家事の動線にも配慮した使いやすい人気の平屋プランでEBI一押しなんです。
ノースという北玄関仕様のプランでしたがこのモデルを北側に玄関を向けるのでなく、あえて南面に向けて玄関が来るように配置しました。これがいいんです。
玄関を南側にして、リビングを北側にそって設置しています。リビングって南面に設置するのが普通じゃないの?
って思われる方が多いと思いますが、敷地の状況によっては北側に設置すると程よく心地いい緩やかな光が入り快適なリビングになる事もあります、以外にも暗くないんです!
北光線はアトリエの画室など反射光で最高の自然光の落ち着く空間になるのであります。
ベランダも南に取りがちですが日差しの強い昼間は団欒はきついものがありますが、北側の北光線のベランダであれば新聞もゆっくりと読めることができる上質な機能が発揮できるのであります。
モネの印象派の空間ですね。
今回の様な敷地はまさにそれで、逆に南側がリビングだと光が強すぎて…なんてこともあるので敷地の状況によって判断することも非常に重要なのです。
玄関は赤色がアクセントになり、非常に見栄えがする印象、横の格子はデザインだけでなく目隠しの効果も発揮してお洒落です。
玄関部分の屋根は低くデザインしています。
低い屋根はお客様をお誘いお迎えする佇まいなんです。
カッコいい建築デザインなど見てもやはり玄関屋根は低めなのです。
前に紹介したライトの落水荘も多段層の張り出しが、低い屋根ひさしの人を向かい入れる太古の昔からの落ち着き、洞穴の入り口の様であります。
そして高さを抑えることによって玄関上部の間延びしたようなスペースを消すこともできます。
今回のプランでは各部屋をもっと大きくしたいとの要望を受け、建物の大きさのアレンジもガッテン!
基本的に全てのモデルでアレンジを受け付けています。
このプランであればこれこれという、物を売りさばく様な手間を極力なくし、利益向上を旨とする会社もたくさんありますが、bbは真っ向真逆のこれでもかとお客様の満足を高める注文による建築をと考えています。
EBIも建築家としてそうだと考えています。
せっかくお建てになるのですから、何かご希望があればどんなことでもぶつけてもらいたいです。
そういう希望のお言葉は建築家として燃える瞬間なのです。
どうぞお声を恥ずかしがらずにbbスタッフまでご遠慮なくお伝えください。
・災害時の2階部からポールで滑り降りる仕掛け
・2階部から屋根の上の物干し兼の天文台
・キッチンルーム併設空間において家事室のアイロン台と献立机、洗濯機、冷凍庫のレイアウト工夫
・南面リビングと張り出しベランダにコンサバトリーバスルーム
・オートバイの玄関部のガラスギャラリー併設
・リビング壁面にフィッシュイングロット展示棚の工夫
・ログハウス基礎下の地下空間にシェルター建設
・一つの家に玄関扉を3つ欲しい。
・などなどなんでもあれ
淳.EBIの設計室のわななき【2017年07月21日】