信楽焼陶器浴槽の逸品
監督銀吉の弱心・現場日記【2017年10月27日】
ビックボックスはログハウスの直輸入販売、設計監理施工を一貫して行っている会社ですが、マテリアルの北欧高級パイン材から熊野ヒノキなど材木から設備機器に至るまでこだわりを旨としています。
銀吉の最近つとに思うところですが、信楽焼きの陶器製浴槽が設計部か営業部のこだわりか原価の高い信楽焼きがどうも増えているようです。もちろん見た目的には素敵間違いなしですが、年間設置台数は、健康センターなどの施設を専門に扱う業者様よりも断然弊社bbの使用頻度の方が多いのではないかと思っていますっ!
古民家ログハウスシリーズも有る為ですが、最近北欧タイプのログハウスをご契約いただくお客様まで写真のように小判形の信楽焼きの陶器風呂を希望する方が増えていてたり、陶器風呂に入った事が無くてもその良さが伝わるのか不思議な現象が起きております。土を焼き固めて天然の素材はやっぱり心に優しいのか良いに決まってますとしか言いようがないほど。銀吉もそう思うのでありますっ。
ビックボックスが陶器浴槽を使用する場合、標準的に使用しているものはやはり本場の本物の滋賀県信楽町の陶器風呂です。これは鎌倉時代以前より継続している古い日本六古窯で、大きな産地となった代表的な六つの窯、瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前の六窯の中でも最古のものの一つで、なんといっても信楽特有の焦げの味わい「わび、さび」の風雅が特徴です。
信楽から出土する陶土には、すべてに『ラジウム鉱石』が含まれていて、その陶土で造る陶器には、体を温める効果のある遠赤外線と、リラクゼーション効果のあるマイナスイオンが放射されています、お湯も冷めにくく、弊社では追い炊き配管もこだわり、カランも特選し通常の浴槽と変わらず使う事が出来ます。
強度的にも一般的な硬さは一般に出回っている土で、約15MPa前後の硬度がありますが、釉薬によって多少前後が有るものの、独自のブレンドした土で 20~30MPa前後の硬度がありますので、簡単に割れたりヒビが入ったりはいたしません、大切に使えば色褪せや劣化も無く半永久的に設置した時と変わらない状態を維持してくれるので、通常の清掃程度で特別なメンテナンスも全くいりません。
只唯一問題があるとすれば、とにかく施工時に重い重すぎる、写真の丸型の浴槽で150Kgほどあり、クレーンが使えない様な場所だったりすると設置場所に運ぶだけでも大の大人が5人掛かりで持ち上げてセッティングするのです。
施工のセッティングのタイミングが悪いと家を壊して入れないとどうにも入らない状態にもなりかねません。重いのです。その鎮座するとどっかりです。
楕円形の縦長の浴槽となると、もう人の手では持ち上がらないっす!先日施工した楕円形の浴槽は、何と2階にお風呂の有る、北欧タイプのログハウスで、クレーンと台車を駆使してやっとの思いで浴室まで運びました。落としたら大変家は壊れるは風呂は木っ端微塵に、でもパーフェクトでありました。この浴槽を使う場合は、施工側を思いやって是非1階にお風呂を作るようにお願いいたします。
でも、2回のお風呂っていいですよ。ご夫婦の寝室隣など最高です。
ゆくゆく日本でも主寝室隣のメインバスルーム他に各個室に小さなバスルームが当たり前になるのでは思うこともしばしばであります。陶器の湯船って確かに良いですよ。
監督銀吉の弱心・現場日記【2017年10月27日】