ログハウスの増築リフォーム
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年01月17日】
自社建築のログハウスにログハウスを増築する物件は当然請け負いますが、他社のログハウスも何度か増築やメンテナスなどのお話をお受けして全国的に実施しております。
お客様から、生活のスタイルが変わり部屋や収納を増やしたいなど、理由は様々ですが増築やリフォームの相談があります。ログハウスは、特殊な構造で増築が難しいのかな?と考えている方もいるようですが、そんな事はありませんです、なんでもご相談ください。
もちろんそれなりのログハウス建築の構造を知り尽くしたbbだからであります。
写真での紹介ですが、既存の他社様ログハウスに、ビックボックスのフィンランドハウス仕様のビルトインガレージと2階にお部屋と収納、外にはバルコニーを追加しました。
もちろん、きちんと確認申請を通して完了検査も受け合格させた増築物件になります。
意匠面も既存ログハウスに合わせて、2階バルコニー手摺の装飾カットを同じデザインにしています。
大空間のビルトインガレージには、木製のオーバースライドのドアを設置して、オーナー様の車やバイクも楽々収納です。
屋内の既存部分と増築部分も違和感なく繋いでいて、増築側の2階の窓と天窓から、既存ログハウス側に光が入り、今までより部屋の中が明るくなりました。
もう一軒は、ログハウス建物の裏側に同様にログハウスにて2部屋とウッドデッキを繋ぎました。
とにかく収納スペースが無くて困っていたお客様の要望で、限られた敷地スペースを利用しています。
増築部分の屋根にバルコニーを付けて外に出られるように改修しています。
増築で若干困るのは従来の配線の確認です。
既存ログハウスの壁をカットして開口に変更するにしても、壁の何処に電気配線がされているかや建築時のダボの配置、金属性の補強等、壁を見ればだいたいわかりますが、思いもよらないところに入っていたりするので、ログ壁をカットする際に誤って一緒に切ってしまわないようにする為に事前の調査も重要です。
お客様から建築当時の図面や写真を見せてもらい、建築したメーカーに連絡を取って、ログ壁の資料を確認したりする事もあります。自社建築の物であれば本社の倉庫に30年以上前のハウスナンバー1番の第1棟目の物から資料が保管されているので問題ないのですが、他社メーカーの物は、すでにメーカー建築業者がいなくなっていたりするのも多いので困った問題になりますが、bbはそういったお困りの方を救済すべくお断りはいたしません。
最近多いのは、過去に他社でのログハウスオーナー様から建具の金物を交換希望や雨漏りなどなど、助けていただきたいとのお話。写真を送っていただければ、たいていの物はストック、時には海外より取り寄せての対応。
健康で穏やかに住み続けられる家として、増築からリフォーム、メンテナンス用の小さなパーツまでメーカーが対応出来てこその総合力が無ければなりません。お任せください。
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年01月17日】