軽井沢の28年前のログ
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年02月07日】
銀吉は、最近長野、山梨方面の現場で大忙し、いつでも泊まれるように仕事の高効率を目指し山梨、長野に宿舎の建設を社長に進言しています。
ブログではお知らせしている、東急不動産様の新設ホテルの施工で、シルバーパインログコテージを軽井沢で建築しています、現在屋内の仕上げ中で追い込みにかかっております。すごくいいです。さすが幻の逸材、施工もいいのですがフィンランドの本物のシルバーパインの3棟、超VIP用のコテージです。
この時期の浅間山からの吹きおろしの風が身に沁みます、軽井沢は天気の悪い日は鼻と耳がちぎれるかと思うほどの風が吹く事も有り、夏季の軽井沢での仕事は最高ですが、今は辛抱の時期ですが冬景色は最高ですね。
作業中のこのコテージ屋内は、ちょっとした工事用の暖房器具のみでぽかぽか状態で暖かい、さすが極北の寒い国のフィンランド人が考えた究極の伝統工法です。
シルバーパインのログの間や天井と床には現場吹きつけの発泡ウレタンを断熱材として詰め込み、隙間が一切できないようにしています。外と中では別世界の様で、スタッフ皆が屋内側の仕事をしたがって困ります、銀吉は監督としては外回り作業を優先する際は心を鬼にしてスタッフに指示を出しているのであります。
今回はその現場から車で5分ほどの別荘地に、28年前に契約されオーバルログ(丸ログ)の別荘を建築いただきましたS様邸です、ご存知の方もいると思いますが、軽井沢の別荘地は、敷地面積1000㎡以上という決まりが有るので、敷地がとにかく広いのです。
現在の別荘の隣に、ご家族やゲストが気兼ねなく宿泊できる離れをログハウスで増築するお話しをいただき、この度新たにご契約をされました。
1棟目のログハウスを建てさせていただき、長い時を経てから2棟目も、ビックボックスのログハウスを選んでいただき、本当にありがたいお話しです。
S様の別荘は、建築してから30年近く経ちますがきれいな状態を保っています。
メンテナンスなどで、過去に建築した物件を見る機会が多いのですが、建物の手入れ具合などを見れば、なんとなくオーナー様の人柄もわかる様な気がします。
S様邸は本当にきれいなまま、屋内も経年変化で凄くいい色して、建てたばかりではこの味は出せない含蓄が、健康で良い歳の取り方をした、golden ageのナイスな紳士の様です、いや貴婦人?とっても綺麗です。
30年も経っているとは思えません。
軽井沢の高級別荘地は政治家や作家、芸能人など別荘が多いのですが、大体が建物周りの敷地には芝生ではなく苔がびっしり生えています。
工事に入るのにも何年もかけてきれいに地面を覆っている苔を、何とか傷つけないようにしたいと考えて基礎工事や車両の進入など必要最小限にして出来るだけ多くの部分の苔をそのまま残したいと工夫しています。
全国の有名別荘地へログハウスを建てに呼ばれていますが、軽井沢はダントツで一番の別荘地で良いところです。
古くからの別荘地を巡回するとbbのミニログが寄り添うように建っていました。
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年02月07日】