メタ認知とログハウス現場
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年03月09日】
最近つとに春めいて銀吉思うのでありますが、北欧からのログハウスキット搬入時など先行足場をかけてから、作業性と大切な安全を確保しての作業になるわけですが、ログ壁が組みあがる前の足場に登り、上から全体を見たりする事が良くあります。
これがなんとも監督としてのグッとくる事なのですが、いいっすね。
普通に生活をしていると、自分の目線で見える範囲の物だけを見て物事を判断したりしますけど、高い所から全体を見渡すと、気付かなかった事に気が付いたりするので、銀吉は足場が出来た時点で、まず登って上から全体を見渡してみるのであります。
いわゆるメタ認知と言うやつの現実版ですね。高所からの世界観の変化ですね。
先の冬季オリンピックで活躍されたカーリングチームも、このメタ認知のトレーニングをしていた様です。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、自分の意識を天井などの高い所に移動させて、上から自分を客観的に見て、自分を取り巻く状況を広い範囲で認識して、自分をコントロールし問題などにあたる行為の事ですが、銀吉は20年ほど前に、この方法を独自に編み出して私だけの技だと思っていたのですが、メタ認知というきちんとした考え方が有ったわけです。
大問題を抱えて解決しなくてはならない場合など、ひどい時は宇宙から、自分を見たいと思った事もあります。
自分を客観的に見られない人は、メタ認知能力の低い人、出来る人はメタ認知能力が高い人という分類に分けられるそうです、常に意識してトレーニングすることで、高められる能力なので、少し目線を変えて自分や周囲を見てみると違った自分が見えると思いますので、是非やってみてください。ややもして斜め下45度のところには様子を伺い空気を読んだつもりの風見鶏がありますので、一線を期してご注意ですね。
ログ壁や屋根が出来てきてしまうと、なかなかそれを上から見るという事も難しいので、その前に足場に上ってイメージするわけです。
現場を進める際は、いろいろな職種のチームが出入りして、工程順に現場に入りお互いの作業がダブって仕事がやりずらくならないように工程組みが大切です、全体を把握して自分をコントロールするもう一人の自分は、ちょっと心強いパートナーの様であるのです。
今日ももう一人の自分と一緒に、全国に現場を把握して進めています!
先日は我が社の作品の那須高原の東急リゾートの古民家ログハウスの建築群を見て回り改めてスケールと古民家ログコテージ離れ家には 我ながら感服。
是非お暇があれば営業に申し出て案内してもらうといいと思います。
ちょっと無いですよ。
hpの写真集、動画をご覧あれでございます。
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年03月09日】