建築中のログハウス
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年06月12日】
フィンランド製ログハウスのシンフォニアのアレンジモデル角ログ112mm、約45坪の4LDK住宅を栃木県に建築中です。
住宅では45坪クラスの大きさが有るとリビングに大きな吹き抜けをとったり、各部屋がゆったりと余裕の設計が出来ていいっす!ですね。
狭いこじんまりも大好きですが広い家はやっぱり良いっす!ね。
ログ壁の組立の後に2階の壁フレームや屋根工事に入ると思うでしょうが、通常は2階の床フレームを先に作ってしまい、2階の作業をしやすい足場を用意してから、その仮床の上で2階の壁フレームを組み立てます。
その方が安全で作業もしやすくなるのです。
セルフビルドを予定しているお客様も、現在栃木県内だけでも数多くの現場が進行中なので、各工事の工程が見ていただけます。
ところでbbは安定長持ちのログ、これはフィンランドのログハウスの技術基準ですが、2階の部分に基本的にログを積み上げるのはご法度、そういうことを価値があるかのように、施工の楽な点もあり今でも平気でやっているメーカーがあるのですが、これはよくありません。
どうしても木の塊の積み重ねですから上下に少し収縮、これをセトリングと言いますが、それにより2階部の三角の小屋組のトップの三角の角度が鈍角に沈み込んで変わります。
それにより隙間風など、マズイことがありましたが、近代フィンランドの基準では2階部はツーバイフォー形式か軸組形式かの壁工法で固める。とあり、2階までログ部材を積み上げる初期のビックボック時代もありましたが、現在ではフィンランドの基準に習い、絶対に隙間風が入ってこない超安定のログハウス建屋建築を理想としています。
ビックボックスではサービス提供が始まったベースプロジェクト、同じモデルでもシリーズの違いで仕様や意匠、予算を変えられますが、シリーズ別で下地のフレームからして材料の太さの違いなどありますので、工事中の現場もぜひ見ていただきたいですし安全に配慮しながらご案内させていただきます。
ログハウスの組立中の現場ってなかなか見る機会が無いでしょうし、特に住宅を検討中のお客様は梱包を開けて間もない無垢のラップランドの本物のレッドパインの素晴らしい匂いを体験してもらいたいです。
一般住宅の展示場などでは絶対に味わえ無い森林浴のような木の香りが充満しています。
話しは変わるのですが、銀吉は宇宙の話が大好きなので、ご紹介したいと思います。
はやぶさプロジェクトをご存じでしょうか、小惑星探査を目的に開発された探査機で、2003(平成15)年5月9日に打ち上げられてから、小惑星「いとかわ」に到着し、2010年6月13日に地球へ帰還し物質サンプルを持ち帰って来た、あのはやぶさですが、現在は「はやぶさ2」が運用中です。
「はやぶさ2」は、2014年12月に種子島宇宙センターから打ち上げられてから、いよいよ今月末頃に目標の小惑星「りゅうぐう」に到着予定です、そして予定通りいけば2020年に地球に帰還します。
月以外からサンプルを持ち帰って来たのはもちろん、日本が初めてです。
「はやぶさ2」にも無事に帰って来てもらいたいです、地道な研究や開発は携わっている方々にしてみれば永遠と続く地味な作業だと思いますが、目的が達成出来た時の喜びはきっと大きいでしょうね。
銀吉は現場の監督でありますが、心意気ははやぶさプロジェクトの一員のようなこころもちなんです。どこが!と言われそうですが、それくらいログハウスも深遠なんです。
銀吉が生きているうちに、宇宙旅行が普通に行ける様になってなってほしいです。
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年06月12日】