差金の角目と丸目
ちゅらるの営業日記【2018年07月27日】
連日のように、テレビでは日本国中の猛暑のニュースが流れております。
先日は栃木県南部の佐野市では39度を越え、栃木県のこれまでの過去最高気温の記録を更新しました。
暑い日が続いておりますが、bbログファンの皆様いかがお過ごしでしょうか? とにかく水分です。
以外とポカリスエットなどのスポーツ飲料が外出時などにお手軽で有効と聞いています。
体液と近い成分での水分、消耗するミネラルなどがあるらしいのです。
ついこの前の休日、あまりの部屋の暑さに涼をもとめ何年ぶりかに漫画喫茶に行って参りました。
今回読んだ漫画でご紹介したいのが『バタアシ金魚』『ドラゴンヘッド』などでおなじみ、望月ミネタロウさんの『ちいさこべえ』です。
山本周五郎さんの時代小説を現代風にアレンジし漫画化した作品です。
あらすじを簡単に紹介させていただくと、大火事で両親を失った大工の若棟梁が家業を継ぐところから話が始まります。
そこに火事で行き場を失った福祉施設の子供たちと身寄りのないお手伝いのりつが転がり込み、若棟梁、茂次が実家の工務店「大留」の再建を目指していくという義理・人情あふれるストーリーです。
第17回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門で優秀賞を受賞しており、AMAZONで数ページお試し読みができるので、皆様もお暇な時に読んでみてください。いいです。
この漫画には、もちろん大工の道具なども出てくるわけですが、拙者が気になってしまったのは差金(さしがね。指矩とも書く)です。
この漫画で、お手伝いのりつが「大工の職人さん達って、難しい三角関数とか高度な数学の知識が必要なものを、あの差金って道具1個使って、屋根とかの複雑な傾斜を計算して狂いもなく家を建ててしまうのね。」とつぶやくシーンがあります。おおよその差金の素晴らしい使いが 古来の日本大工が駆使していたことを聞いてはいましたが、拙者、差金を詳しく知りたくなってしまいました。まずはWikipediaで調べてみます。
差金の裏面には角目(かくめ)という目盛りが振ってあり、表の目盛りに√(ルート)2を掛けた物に等しく、正確な45度をとるために使用される。角目で丸材の直径を測れば丸財からとれる角材の最大幅が求められる。
また同じく裏面に振ってある丸目(まるめ)という目盛りで丸材の直径を読めば、その丸材の円周が求められる・・・
なんか、すごいんです。しばらくぶりの静かな感動です。
他にも幾何学的な応用で三角関数を計算できるので、直角でない柱や屋根の傾斜などの組み合う長さを求めることができるらしい・・・これはもう、銀吉たちbb監理部スタッフを捕まえて使い方を教えてもらうしかありません!
bb本社のある栃木県宇都宮市から車で45分ほどのところにあり、JR東日本とbbが共同分譲をするびゅうフォレスト喜連川には、現在約30棟ほどのbbログハウスやビーズハウス、キューブマンなどが建っております。
そこにも現在建築中のログハウスが数棟進行中であります。
(写真は現在建築中のシンフォニアです。)
先日も、お客様の案内をした際に建築中のログハウスにて、この暑さの中、汗をたらしながら施工スタッフさんたちが頑張っていました。
ビルダーの職人気質のいいものを作るという心意気がダイレクトに伝わってきます。
私たち営業もお客様に喜ばれる、素敵なログハウスを日々提案していかなければと改めて思うのでした。
写真はガッシリドッシリ!建築っていいものです。現在のITのように、かつて建築は時代の先端でした。
近々のリニューアルしたFINログハウスの超こだわりのプランなど、そしてシンプルベストのUNIログハウスなど、BASE①やBASE②としてhp上で紹介しています。
両極のコンセプトの違いを比べることもできます。
みなさんも是非、びゅうフォレスト喜連川へ足をお運び下さい!
ちゅらるの営業日記【2018年07月27日】