木の秘密
淳.EBIの設計室のわななき【2018年07月29日】
連日の猛暑で少々バテ気味のEBIです。 ログファンの皆様いかがですか。
最近よくどこにでも子供たちを見るなと思っていたら、夏休みの季節!
早いですね~今年の夏休みはどこに行きましょうかと、妻からは良妻賢母的雰囲気を醸し出しながら家庭サービスを要求されています。建造物見学の旅も建築家のプライドか腑に落ちない妻の表情を読み取ると言い出せないでいます。
年々気温が上がっていて、30年前と比べると平均気温が2.5度も上がっているそうです!
この猛暑は日本だけではなくアメリカのカリフォルニア州では、なんと52度を観測!
そしてスウェーデンでは、この猛暑と乾燥で森林火災が発生してしまっているとのこと。
その隣りの取引先の森と湖の国フィンランドでも電話やメールでは同じようです。
3年後には優れもの良材の北欧パイン材は大きな根上調整が入るかもわかりません。
いつもそうなのですが本当にログハウスの建てどきとも思われます。
先ほど森林火災のワードが出てきましたので少し小話を。
木は燃えやすい。そう思っている方はたくさんいるでしょう。
細い木は確かに燃えてしまいます。バーベキューでもよく使われます。
しかし、太い木はちょっと違います。太い木になると燃えるのは表面だけで内部まではなかなか燃えることはないのです。
森林火災などの後に木だけ残った状態になった写真は見たことはないでしょうか。
これは木が燃えて表面が炭になる事で火を木の表面でシャットアウトしているからなのです。
我が社でも防火認定の取れているログを使用しているので、通常の火には安心!
政府機関の日本建築センターなどでのログ壁燃焼実験でも証明されています。
2020年の東京オリンピックまでに国は省エネルギー住宅を義務化するようです。
現在でも一般住宅もフィンランドハウス、ログハウスも断熱施工をしていますが、省エネ等級4を取得が義務化となれば、ログハウス含めて断熱性の高い住宅でないと建てられないということになります。
なので、2020年までの優遇期間は、補助金などお得な制度が使えるみたいです。
ログハウスは今がお徳ということになります。やっぱりログハウスなど木造っていいです。
前回の超断熱&超調湿効果に続き、実は火にも強かったログハウス!
これからの建築を支えていく本物の建材という気がしてきます。
新建材のペナペナっとした家より木の塊のログハウスではないかとやっぱり思うものであります。
夏は土蔵蔵のように涼しく 建築家EBIはディープに認識するのであります。
いよいよ変な台風も通りすぎ、また猛暑がやってきました。
ちょっと涼しくなったと思いきや、真夏に逆戻りです。
こんな熱い夏が続く様ですと、益々断熱の重要性がクローズアップされて来ます。
環境に優しくて、住んでいる人が快適なログハウスを今後も研究していきたいと思います。熱い写真だけですと汗がとまりませんので、涼しい写真(茨城の現場近くの海です。)も載せてみました。笑!
現在設計チームはFINログハウスリニューアル開発が終了し、通常業務に。
とはいかず次はUNIモデルをリニューアル開発設計を開始しています!
新しいUNIをお待ちください!!これまたいいです。
高経済性を目指しシンプルで余計な装飾一切なしの凄さ!
住む人が自分の美学とライフスタイルに合わせ、好きなようにカスタマイズもできるEBI達設計スタッフの建築思想が詰まっているのでありま~す。
淳.EBIの設計室のわななき【2018年07月29日】