信頼の逸品 ベルックスの天窓
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年10月18日】
今日は天窓のお話しです、ビックボックスは日本で30年以上の間、デンマーク製の木製天窓を採用し続けてきました。
今ではメーカーによりスカイウインドウやトップライトなど、いろいろ名称がありますが、明かり取りの為に設置したり、開放的に外の景色や寝ながら星空が見たい、換気としてなどと使用目的でいろいろな使い方が出来る優れた「ルーフウィンドウ」です。
日本の一般住宅では、あまり馴染みの無い天窓ですが、ログハウスではお馴染みで、無くてはならない一品と言ってもいいくらいで、長い間使っていますがメーカーのアフターサービスの体制も群を抜いて優れものの逸品です。
ドイツ製のルーフウィンドウも使ったことがありますが、高精度高性能、使用感が全然違います。
建築は優れた建材やパーツを使わないと完成の総合点が落ちてしまいます。
銀吉の親もそば打ちの名人ですが、やっぱりそば粉自体を吟味します。
銀吉も絶対の信頼をおいている銘品を集めて建築をと設計技術スタッフとも良し悪しを極めています。
この天窓のベルックスはデンマークの小学校に約70年前にベルックス製天窓が設置されてから、30年以上前に日本での販売が始まったそうですが、ほぼそのころからビックボックスでも会長が試行錯誤してこれに惚れ込み使い続けています。
長い実績から来る信頼は、本物の証だと思います。
弊社採用のベルックスのhpをとくと眺めてください。
一般的には、天窓を設置する際は、天井面を上下方向に斜めに広げて、より明るくする訳ですが、ビックボックス本社施工の場合は、お花の朝顔の花びらのように横方向も斜めに広げます、つまりは天窓周りの4方向共斜めにして、さらに明るくします。bbはこの施工を標準として、とても手間がかかりますが、明るさが全然ちがうのであります。
天窓は、通常の窓よりも3倍の採光があります、設置の方法は工夫次第でいろいろ、リビングの吹き抜けに天窓1個付けるとか、設計からまわって来る図面によくありますが、普通過ぎて銀吉としては、どうにも納得が行かない訳です!
吹き抜けの低い方の壁面いっぱいに天窓を寄せて壁面を明るくしたり、2階ロフトは暗くなりがちなので、はい天窓1台とか!当たり前すぎるので、縦横に連装させてもっと開放的にもできます。
天井の真ん中に付ける考え方は、もうとても古いと思っているので、どんどん現場で試していきたいと思います。
そして、屋根勾配の北側の屋根に取り付けることがベターです。
一般的には南側にと考えがちですが北側につければ差し込む光線が反射光になりソフトになり、強い光の束が部屋を移動してゆく汚い光線になりません。
安定したきれいな室内に、そういえば画家のアトリエは安定した光線を望み窓は北側にしかとりませんでした。
弊社は優れものを厳選して建築を作っていますが、これからも弊社採用のこだわりの逸品を紹介してゆきます。
監督銀吉の弱心・現場日記【2018年10月18日】