EBIの建築探訪イタリア
淳.EBIの設計室のわななき【2015年03月11日】
3.11 東日本大震災から4度目の月日を迎えました。
ご遺族の方々、被災された方々の今でも消えることのないご心痛を感じ、一日も早く、復興されることを深く願っております。
上司ジェームスからブログを書いて出しておけ!とのこと、今年初登場のEBIです。
建築家は連日図面を描きまくるのが宿命ですが実に楽しやと、時には苦しやでもあります。
気が付けばデスクトップが沢山のファイルで凄いことになって爆発しそう…
父親から子どもの頃、「整理整頓は心を整えるという事だ!」と怒鳴られ 懐かしい。
今その実践を 「ものぐさはするほど辛いと!」自分に言い聞かせながら親の教えを守ろうと歯を食いしばってパソコンを整理したところです。
EBIの学生時代にイタリアのミラノに短期研修に行った頃の懐かしい写真達が出てきました!
そこで今回はEBIの建築探訪イタリア編ということでいくつか紹介したいと思います。
イタリアのミラノにある「ドゥオーモ」世界最大級のゴシック建築であり、およそ5世紀に渡る工期の末に完成され、そのど迫力はまさに圧巻の一言。堂内の列柱も畳一枚分の面積を曲線を描きながらの柱にしたような(もっと太かったかも)度肝を抜く太い柱なのです。
弊社の須田会長の口癖である「建築はアートだ…」まさにアートそのもの時代を超えたイタリアの建築文化に圧倒され膝が震えるほでありました。
細部まで見れば見るほど繊細で美しい教会建築。鎌倉の建長寺、奈良の東大寺南大門など日本古典建築も勿論すごいのですが、 EBIの西欧文化の洗礼、驚嘆の1ページでした。
これはイタリアのとある町並みです。
所々にそびえ立つような巨大な門達。レンガ調の建築が並んでるなと思いきやこの門を潜り抜けるとカントリーチックなカラフルな住宅街に!オシャレであります。
門の先は時代も様式も違う別の世界があり、まるで門を額にして向こう側の建築が絵になる様な素敵な街並みでした。
最後の写真は、サッカー好きなEBIならではの「サン・シーロ」またの名を「ジュゼッペ・メアッツァ」です。
ジュゼッペは、イタリア・ミラノ出身の伝説のサッカー選手のフォワードで20世紀前半のイタリア・セリエAで大活躍の選手でした。
あの本田選手が所属するACミランと長友選手が所属するインテル・ミラノのホームスタジアムです。
様々な歓喜とドラマを数多く生んだこのスタジアムに大感激。八万人を収容するとも言われているこのスタジアムはヨーロッパでも最大級クラス規模のスタジアムです。
すれ違うイタリア人達に日本人と見るや「forza nagato-mo!!!」(←がんばれ長友という意味。)と叫ばれまくったのは嬉しくて怖かったです…(笑)
EBIは結婚してまだまだ公私ともにバタバタ状態ですが、計画をしてイタリア各地に建築を見に行きたいなー…なんて一人で頭の中で、もちろん妻ともあれやこれやと思案しています。
淳.EBIの設計室のわななき【2015年03月11日】