古民家ログハウスの風情
監督銀吉の弱心・現場日記【2015年12月10日】
ビックボックス本社のある地元の栃木県で八咫烏(ヤタガラス)を、また新しく建てました!
古民家ログハウスといえば屋根材に和本瓦を標準にしていますが、今回お客様の要望に答えて軽妙洒脱の立平葺きのデザインを採用、そして時代の新素材というべきガルバリウム鋼鈑で葺きあげたのでした。 意匠はもとよりこの屋根材の長所は軽くて堅牢で従って長持ち、見た目の質感はチタンのようだという点でしょうか! 標準では土でできた和本瓦ですが重さが唯一の欠点です。
ザ・ニッポンでいいのですがいかにせん屋根の上に車の7・8台が乗っている状態の重さがかかってしまいます。
そこで標準仕様になっている弊社使用の和瓦なのですが、吟味を重ね緩勾配用の防災瓦を採用なんです、通常の瓦よりも軽量で地震時にも落下しにくいように接合部を特殊な形状をしているものを選定しています。 今回の縦ハゼのついた屋根はより軽量で外観上和風の雰囲気も一切崩す事が無くしっくりとハマていまっす!これもいいです。
古き良き日本テイストの古民家ログハウスは、デザインを一歩間違えると和洋折衷のゴチャ感になってしまいますがご安心ください。
江戸末期~大正ロマンにかけての、当時の日本人は新しく入ってきた西洋文化をセンス良く上手に取り入れ、違和感のないエキゾチックな特別な雰囲気の建造物を作ってきました。 弊社bbの古民家ログハウス「八咫烏」はジャパニーズノスタルジー日本懐古の観点と、木の文化である北欧の家のログハウスという観点の融合、双方からの良さを重ねて合わせて尚、和の佇まいを重視して仕様決めをしたモデルなのです。
銀吉去年の夏に唐招提寺がどうも気になり休暇をとって見に行ったのですが、屋根の棟の微妙なカーブにも感服したのですが、ところがギッチョン!境内の中のログハウスにはびっくり!! 本当です。といっても校倉造りで正に井桁に組み上げたログハウスなんです。その建屋は経蔵と宝蔵なのですが建立された時代はお寺ができる前の奈良時代の建築ですから今から1400年前位。
銀吉のびっくり具合がわかっていただけますでしょうか。
bbの「八咫烏」古民家ログハウスのフレーズは 社長曰く「時を経てなお味わいを増す。」でありますが 銀吉もそう思います。
時間が早く流れていく昨今、古民家ログハウスの玄関から1歩足を踏み入れると、日本人の心の奥底に眠る懐かしさや不思議な落ち着きを感じる事が出来ます。
他社にはこういう建物ってありません。けして商業ベースではないこだわりのbbです。日本で唯一bbだけが手掛ける一棟一棟、丁寧に造り上げます。 日本とフィンランドの古くからあるログハウスは、木をマテリアルとしてうまく使いこなす文化の共通、そこに内障子の光や畳、襖がログハウスにぴったりマッチするのは必然なのかもしれないと思うのでした。
東京への通勤圏内 安中榛名駅前にて古民家ログハウス建売物件も訳あり特別価格にて販売中!
監督銀吉の弱心・現場日記【2015年12月10日】