ログハウスの未来
淳.EBIの設計室のわななき【2019年06月28日】
2020年東京オリンピックの抽選があり、こんな機会はない!と、もちろんサッカーに応募。
残念ながらEBIは落選してしまいました。
気を取り直して、毎日毎日設計業務に没頭するEBIでございますが心がすぐれません。
そんな中ではありますが、6月25日に建築基準法の一部が改正されたのでありましたのでご報告。
詳しい内容は、以前にブログで書きましたのでそちらをご覧ください。
2019/03/09 EBIブログ(2019建築基準法改正は良い)
1986(昭和61)年にログハウスの告示が交付され、それから日本でもログハウスが建てられるようになりました。
弊社bbはこの年に創業、日本のログハウスの歴史はbbの歴史でもあるのであります。
建築基準法の丸太組み工法が認められてからログハウスの33年の思い出話しを聞けばいろいろと艱難辛苦があった模様、でもいつも理想を掲げて崇高なる希望を持ち続け困難突破の歴史でもあるようです。
bbは日々ログハウスなど北欧建築の研究を重ね、耐震性・耐火性が認められ一般住宅とほぼ同様の建築が可能と勝ち取ってきました。
安全性でいえば、人の棲家として住む、気持ちの良さは他のハウスメーカーよりも安心して暮らせると、建築家としてもそう思っています。
阪神・淡路大震災や東日本大震災でもその力を発揮しました。
辺りは地震により、倒壊し見るも無残な姿になった家々の中、我がbbのログハウスだけがその形をとどめ、構造に何ら支障のない程度にすんでしまったのであります。
ログハウスの家の中では鉄の薪ストーブが強烈な横揺れで3mも横っ飛びしているのにです。
今回の建築基準法の改正の背景の中には、「木材を建築材料として活用することで循環型社会の形成や国土の保全、地域経済の活性化に貢献することが期待されており、近年の技術開発も踏まえ、建築物の木造・木質化に資するよう、建築基準の合理化が求められています。」とあります。
そうなんです。実は日本の約7割が森林なのであります。
にもかかわらず、木材自給率はたったの3割程度しかありません。
日本で使用される木材は、輸入木材が多いのであります。そのせいで、林業は衰退していってしまいました。
林業が衰退したことで、森林の手入れがされなくなり健康な森林が失われつつあるのであります。
その対策となったのが今回の法改正というわけであります。
今までは木造というだけで建てられなかったところにも、条件を満たせば建てられるように!など、木をふんだんに使ったログハウスにとって、とてもうれしい出来事なのであります。
森の中にひっそりと建っていたログハウスも、これからはどんどん都市内に立ち並ぶのも遠い未来ではないのかもしれません。もちろんbbでは北欧フィンランドのログハウスを基本に国産材の熊野ヒノキ、スギなど国産優れも材も古民家シリーズのログハウスなどに生かされています。
東京オリンピックもそうですが、都会でも癒しの木空間を望んでいる人がたくさんいます。
パブリックスペースでも、多くの内装に木をふんだんに使った施設が多くなりました。
bbもそんなニーズに応えるべく「ビーズハウス」のブリス、キューブマンなどをつくった経過もあります。
犬ちゃんにプラスチックの犬小屋をあてがって、雨にずぶ濡れになっても入らなかったのが、ログハウスを作った余り木材での犬小屋を作ってやるとすんなり、入ってくれたの話。
そうなんです、私たち人も動物も天然の木材は全てになごむのであります。
究極の木質空間ログハウスを体感したい方は、お気軽にお問合わせください。
今注目の健康住宅ログハウス、とっても癒されます!
EBIも今後ログハウスの進化系を提案していきますので乞うご期待!であります。
淳.EBIの設計室のわななき【2019年06月28日】