白と木の調和
ちゅらるの営業日記【2019年08月01日】
今年の長~い梅雨もようやく終わり、ジリジリのフライパンの連日バカ暑い夏がやってまいりました~!
bbログハウスファンの全国の皆さんお元気でしょうか?
拙者の夏は、入道雲と夕立ち、青い空にふんわりもこもこと入道雲。
あの青と白のコントラストがなんとも言えず好きなんです、麦わら帽子に捕虫網を持って。
青と白といえば、ギリシャのサントリーニ島が美しい海の青と白い建物の街並みで有名ですが、青と白の色使いは葛飾北斎の浮世絵にも見ることができます。
18世紀初頭にドイツでプルシアン・ブルーという顔料が発見され、それが江戸に渡り、葛飾北斎もベロ藍(ベルリンの藍を略してそう呼ばれた)を使用し浮世絵を作成しております。
富士山をさまざまな地域・角度から描いた「富嶽三十六景」シリーズが刊行されましたが、シリーズ作品の空や、水の部分に藍とベロ藍を配合して使用されていたとのこと。
北斎は青の使い方を工夫して画面を明るくするテクニック、そして目立たせたい部分には白を効果的に用いていたのだと、教室の窓から入道雲がもくもくの美術の時間、先生がそんなこと話していました!
先日、bbでもJR東日本とbbが共同分譲をする「びゅうフォレスト喜連川」でUNIログ レポアレンジの完成内覧会を開催し、極暑の中多くのお客様にお越しいただき大盛況でした!
bbユニシリーズ人気の平屋モデルのレポにロフトを追加しべランダ部分に屋根を掛けたプラン。
コンパクトながら2LDK+ロフトの間取りで、屋根付きベランダでは雨の日でもデッキでくつろげます。
そして、まずご覧頂きたいのは外壁の色。
ムーミンカラーと呼ばれ、穏やかでマットな色合いは北欧フィンランドはもとよりbbでも人気のカラーです。
建具のカバーボードの白との調和も美しいんです。
屋根の仕上げ材には、高耐久ファイバーグラスマットを芯材とする2層構造からなるシングル材を使用しており、2層構造による凹凸と、異なる色調の変化が屋根全体に立体感をもたらしその表情は好評でした。
玄関床にはテラコッタ、続いてリビングの引戸を開けると古民家ログを思わせるコンパクトな和室の空間、障子には破れにくい強化障子紙を使用しており、畳も今回はイ草でなく和紙の畳です。
和紙畳は耐久性が高く、ダニの心配も少ない、撥水性に優れていてシミになりにくい、日焼け、色あせに強いなどのメリットがあります。そしてロフト(天井高さは1.4m以下のため平屋扱い)に上がれば天窓が、天窓の下寝転べば満天の星空を眺めることができます。
そして、もうひとつご紹介したいのが、「白壁と木の調和」です。
以前bb設計ブログでもご紹介しましたが、木貼りのみで仕上げた場合と比べ、白色の壁をワンポイントで入れた場合では、部屋がより明るく、広く感じることができます。
弊社のフィンランドハウスなどはこの白壁と白木無垢材のコントラストが基本コンセプトになっています。
淳.EBIの設計室のわななき 2019.02.28 『THE白壁の極意』
自然の木の色と白、北斎の浮世絵のごとく絶妙の調和なんです。白壁が光の反射し、ログをより美しく見せくれます。
白壁を取り入れたプラン、皆さまも是非ご一考下さい!
ちゅらるの営業日記【2019年08月01日】