正常性バイアスは要注意!
淳.EBIの設計室のわななき【2019年10月17日】
先日の台風19号では、多くの地域で甚大な被害が出ました。
台風や地震災害多発国の日本、建築家としてもっともっと地下遊水多目的巨大装置など、在るべくやるべくヒントのアイデアのラッシュに、さい悩まされる日々で、EBIは天才か?と思うほど、建設的方法と人を助けたい一途さが、どうしてもほとぼりが冷めると継続考察が途切れてしまう。
正に凡人をしげしげと感じてしまうんです。残念!
先の台風15号に続き、災害に会われました皆様、建築家として心よりお見舞い申し上げます。
今回の台風は、アメリカNASAでも大変注目していたスーパー台風でした。
当然大きさや規模が最大級である事だけでなく、短時間で急激に発達したことも信じられないケースだった模様。
大雨特別警報もビックボックス本社である宇都宮も発令され、避難勧告も出ました。
県庁近くのスタッフからは、県庁庁舎は深夜から明け方まで半分以上の階の窓が煌々と明かりがともり台風災害を対策している様子、県内多くの人が避難所にごった返す事態になりました。
これまでEBIのブログでも異常気象、気候変動の話しは何度もお話してきましたが、NASAの見解もどうやら同じく、全てが地球温暖化による気候変動が招いた仕業である事は確定的な様です。
更には、今回の様なスーパー台風が今後も頻繁に起こり得ると言うのです。
特別警報発令後は、命を守る行動と言われ、避難しても避難所が人でいっぱいだったり、逆に避難所が被災したり、本当に的確な判断が求められる時代が来ました。
先日の話題で弊社会長から、消費税増税の軽視は正常性バイアスの様なものだとのこと。
まさに、増税は国民や会社にとって災害そのものだから、自分は大丈夫、我が社は大丈夫ではなくしっかり事前の対策が必要との話があった直後のこの災害でした。
当初、正常性バイアスって何?
初めてきくワードなのでEBI至急グーグルってみました。※1
この正常性バイアスを認識した上での、建築現場行動までの首尾一貫の仕事は、重要で今回も最大限の被災を想定した、事前の準備を各方面に行いました。
現場も会社も社員もしかりでした。
結果として大きな被害を受ける事無くのりきる事が出来ました。
この考えは、あらゆる方面に重要な考えだと思います。
是非々今後のあらゆる災害に皆様も意識して、決して油断せず生活をと強く思った次第。
因みに今回の台風で超モダンのログハウス住宅、師匠カリDAIプロデュースのアートログですが、かつてない建築的仕掛け装置のログで斬新なデザインで完成しましたが、EBI とすれば成る程!納得の台風の影響を全く受け無い、でありました。
従来のログハウスよりかなりシンプルスッキリしており、かつ多くの半屋外空間が自然の光、風、雨を受け入れる空間構成になっているのですが、今回の史上最強台風通過、栃木県ももろ直撃、今までにない大雨猛風でしたが、何の問題もありませんでした。
アバンギャルドなデザインで更に安全な建築。
理想の建築が又一つ実証された結果となりました。
地震だけでなく台風にも強いログハウス。
EBIもどんどんNEWデザインをプロデュースしたいと思います。
アートログに関しまして、いつでもデザインの相談お待ちしております。
ビックボックス一級建築事務所
株式会社ビックボックス 営業部 0120-117698
※1 正常性バイアス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。
社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。
「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。
淳.EBIの設計室のわななき【2019年10月17日】