保育園ログハウスの 建築開始!
監督銀吉の弱心・現場日記【2020年01月23日】
保育園(学校建築)の園舎工事がスタートしました。
段取りを進めていた銀吉達監理部をよそに営業と設計サイドがプランニングの詳細ディテールを練りに練っていたのと、待ちに待ったキットがやっと届き、今度は反転 急ピッチで施工に采配を振るっているのであります。
栃木県の壬生町でログハウスの園舎が、子供にもご父兄にも大人気の森の子保育園様です。
1棟目の園舎建築から、早くも15年が経とうとしております。
ホント時の経つのは早いものです。
3月には、お引き渡しをして4月にはオープンと、これで リピートリピートの4棟目なんです。
ですから 銀吉始め監理部監督は年明けから全開で始動しているのであります。
今回の園舎は、これまでにないログハウスを造る!なんです。
大注目は、栃木県は宇都宮市の大谷地域一帯で採掘される大谷石をふんだんに取り入れて使い、デザイン面で超斬新なログハウスを建築するのです!
超モダンなデザインは、乞うご期待なのですが、更に注目は何と言ってもこの宇都宮市名産の「大谷石」です。これこそ公共建築の「アートログ」第1号の記念作品だと思います!
アメリカの巨匠フランクロイド・ライトさんが旧帝国ホテルで使用した大谷石は有名な話です。
何が「大谷石」って?
素朴な天然の素材感、石の色テクスチャーの味が特別に凄いんです。
軽石凝灰岩と言うんです。
以前には、世界的な建築家安藤忠雄も大谷石の地下空間プロジェクトを計画された事もあったくらい、実は有名な地域であり、魅力的な素材なのです。
古来から蔵などの建築、石塀などこれぞと言う建築に使われてきました。
農家の土蔵や外壁、石造りの教会などにも用いられてきましたので、栃木県では大谷石で出来た蔵を沢山見る事が出来ます。
大谷石資料館(採掘場後の地下空間)も、とても神秘的で、いろいろなイベントに使用されたり、ロケ地としてアーティストのプロモ―ションビデオや企業のCMなどにも使われて目にしたこともあるのではないでしょうか。
近年では、薄くスライスした大谷石を、ホテルなどのエントランスの内装材に使ったり、加工しやすい石なのでオブジェや工芸品としても面白い商品が有るので、是非宇都宮に遊びに来て見て欲しいと思います。
観光ついでにご一報いただければ、各種ログハウスの実績物件や工事現場などの見学もご案内させていただきます。
特に大谷石には、スポンジ状の小さな穴がたくさんあって大量のマイナスイオンと遠赤外線を放出しています。また、その特性から空気の浄化作用などもあり、家の内装に使用すれば精神を安定させ居心地の良い空間造りには持ってこいの素材です。
音楽が好きな方は、吸音性もあるのでオーディオルームの内装材におすすめします。
ログハウスの一部に使用すれば、木と石の究極の健康住宅になるのは間違いないですね。
やっぱり本年も、この調子であっという間に1年が過ぎて行きそうな気配でっす!
監督銀吉の弱心・現場日記【2020年01月23日】