新緑のログハウス
淳.EBIの設計室のわななき【2020年05月08日】
上の写真は栃木県は南那須の丘の頂に建つ南那須ガーデンで、フィンランド大使館のスタッフやバルト三国の大臣などが視察に訪れたりしています。
又、円谷プロダクションの「ブースカ」などの撮影も行われたりしています。
コロナウィルスの影響で経済活動が停止したその代わりに、二酸化炭素濃度が大きく低下し空気がとても清浄化した報道をみて、一つの事が世界の気候まで変えてしまう今回の事態の凄まじさを日々感じている建築家のEBIでございます。
ログハウスはフィンランド発ではありますが、四季が美しい日本でもしっかり佇む、その美しさが世界のどこでも愛される由縁と感じております。
時にこの季節の青々とした緑の中にナチュラルだったり、モダンであったり、様々な表情のログハウスが建つ風景は、住む人のみならず、外から見る人にも心の癒しを与えてくれます。
5月の若葉、私の大好きな季節です。
若葉が緑のセルロイドのように透け、心浮立つ季節です。
以前にもお話しましたが樹木自体、木の模様、年輪や節は視覚的にもリラックス効果をもたらし、人のストレスホルモンを減少させる効果もあります。
視覚効果だけでなく、手で触れたくなる触覚効果も人に癒しを与えてくれます。
そんな木の塊のログハウス空間でリラックスしながら生活すると心も体も健康になる事間違いありません。
フィンランドのスタッフ達も我々日本人よりエコ好きでよくそう言ってました。
これからの時代、特に日本は、農業と観光が国力の基本になると建築家の先生が建築展覧会で話されていました。確かに納得の理想ですね。
人口減少やモノつくりの高経済の大国からの後退技術も諸外国から遅れをとり日本人の持つおもてなしの心で、インバウンド需要に対応する事や、自給自足で輸入に頼る文化から脱却が、本来ある農耕民族の原点回帰なのか・・・建築家として考えさせらせる思いです。
こんなことも建築家として、視線や視点、遥かに想う建築のベースの姿がより神聖に見えて来るのです。
ザワザワと自己の煩悩の都合で下を向いていても何の解決にもなりません。
EBIも今出来る事をしっかりとやっていきたいと考えます。
家の形、在り方、出来る限りのバリエーションを想定して図面を創造、少しでも良い提案でログハウスを建築していきたいと、コロナ災害で誓うのであります。
余談ですが、新モデルのUNIログハウスシリーズの平屋モデルのサウスSが人気です。
人気のスタイリッシュ片流れモデル SOUTH-S One-story
あくまでもEBIの主観ですが。とても住みやすい構成になっていますよ。
淳.EBIの設計室のわななき【2020年05月08日】