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50年前の牛小屋解体

50年前の牛小屋解体

監督銀吉の弱心・現場日記【2020年06月15日】


 

2020年も台風1号が発生したかと思えばいよいよ梅雨入り間近もうそんな時期なんです。
台風は例年に比べると観測史上8番目の遅さだったそうですが昨今の状況思えば不思議です。
台風が発生し、いきなり日本に向かって来る進路予想図を見るとドキドキしてしまいます。
監督スタッフの銀吉とすれば無理もないのです、宮古島から北海道まで全国の進行中の現場が有るので、天気予報の台風コースは異常なほど気になってしょうがない銀吉でっす!
特に去年の9月12日のスーパー台風は、思い出しても心臓を少しずつ握り締められる感じというか本当に凄かったので今年もヒヤヒヤなのです!

 

 

話しは銀吉のホームタウンに戻りまして、栃木県の風光明媚な那須高原その那須塩原市で、築50年のかつて一家を支えた牛小屋。歳というか老衰というかお役御免の牛小屋建屋を解体して、定評のミニログシリーズの『トゥーリ』をベースにアレンジ設計しなおした離れ屋を建築予定しています。
ちなみに敷地内の大きな屋根の母屋はなんと、築100年物だそうです。
牛小屋を解体すると外観はそれなりに老朽化したボロ小屋に見えるのですが、使ってる柱や梁がトップの写真のように野太い何ともすんばらしい古材なんです。
しっかりと組んであり今まで地震や台風で倒壊しなかった理由が分かります。
昔の農家の古い納屋などは、骨組みがしっかりしていて当時の大工さんが良い仕事をしていた事が感じられます。
そういう家って純粋に惚れますね、そういう仕事をしたいといつも思うのであります。

古い納屋や倉などをリノベーションすると、ビックリするくらい表情豊かな家や店舗に変身する事ができるので、解体時にはいつももったいないと思うのです。
ビックボックスのログハウスがここに建つので末長くこの土地にbbログが残っていて欲しいっす!
これこそ本当の古民家ログですね。
解体で出た古材を再利用して、車庫か外構か、あれこれ試案してお客様へ提案中でっす!

 

 

以前、東急ハーヴェストクラブの古民家コテージを請け負った際に、広島の竹原街並み保存地区と岐阜の高山伝統建物保存地区の古民家を視察に行きましたが、広島の方はそのままの形を今に残す保存方法で、岐阜高山は、屋内を一部リノベーションして店舗などに活用した建物が多くあり見ていて非常に楽しかったです。やはり古民家は歴史や文化の奥深さを感じずにはいられない!懐かしいOLD DAYS オールドデイズの建築っていいなと思う瞬間です。
保存方法に違いはありましたが、銀吉はやはり現代に生きる者として、リノベーションして古い物が今も、しっかりと活用されている形の古民家に心惹かれています。
何時かbbでも本格的な古民家再生部門を作って作品を連発してみたいと思っている次第!

 

 

 

 

監督銀吉の弱心・現場日記【2020年06月15日】




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