EBIのピクチャーウインドウ
淳.EBIの設計室のわななき【2020年07月22日】
コロナに長梅雨!ほんとうに辛~い2020年の夏です。
bb弊社社長曰く、苦しい状況は誰とて同じ、考え方一つで幸せにも不幸にも!な~るほど、前向きに気構えて成すべきことを覚悟して行えば、マスク着用も蒸し暑さも節制も、さすが社長本当に納得いたします。
コロナが無ければなどと、前向きな発言ではありません。失礼!
本当であれば、今頃新国立競技場で東京オリンピックがいよいよ開幕するはずだったのに本当に何があるか分からない、1日1日を一生懸命生きると改めて感じているbbの若手建築家のEBIです。
夢にも見るオリンピックのサッカーの試合も見に行きたかったのですが、今となっては、ソーシャルディスタンスで以前報告した、席の狭さでは、EBIの所見でも絶対感染間違いなし。
満員の観客もこのままでは、入れない模様。
第2波目前の今、来年の今頃に終息しているとは思えないような気がしますが、国民挙げてこのコロナに立ち向かわないと、未曾有の無駄使いで国が崩壊し兼ねません。
選手もさることながらオリンピックの為に投資した全ての機関、民間企業とんでもないことになってしまいます。
EBIの人生かつてない程厳しい夏を迎えそうです。そうです覚悟です!
まだまだ東京でも連日3桁の人数の感染者が出ているようですし我が栃木も春以上に感染者増加中。
皆様も十分にお気を付けください。
さて今回は建物の開口部のお話です。
建築用語でしょうか?「ピクチャーウィンドウ」と言う言葉があります。
窓から望む屋外の景色を絵画のように見立て、開口部を設計した窓のことです。
開口の先に見える光や庭や風景を切り取るように演出し家の室内から広がる景色がアート作品の様にも見えてきます。
更には、その景色が外なので時間や季節、太陽の位置に応じてその窓越しの景色は千変万化するのであります。
かつて巨匠ル・コツビジェや日本のANDOでもこのピクチャーウインドウは登場してきました。
建築はアートなので古来から桂離宮、慈照寺銀閣など建屋にいながら機能仕掛けを遥かに超える空間のスペクタクルを多くの建築は試みて来ました。
bbでも近年リゾート施設や先進モダンアート住宅の設計を依頼される機会が増え、必然として随所にピクチャーウインドウがログハウス等北欧住宅と自然をジョイントしてくれる建築装置としてその効果を発揮しています。
最近の作品住宅のデザイナーズアートログでも登場する半屋外テラスは隣接する公園をまるで窓の越の景色のごとく屋外を取り込む役目を果たしております。
是非、ログハウスをご検討のお客様、借景のある家などいかがです?
お外の風景も家の持ち物なんです。
bb設計チームにお問合わせ下さい。
淳.EBIの設計室のわななき【2020年07月22日】