真夏にヒートショック!
監督銀吉の弱心・現場日記【2020年08月13日】
宮城県仙台市のログハウスもいよいよ完成になります!銀吉も嬉しい。
ビックボックスのユニシリーズ、サウスワンストーリーアレンジ。
いつ見てもサイズ感と外観姿の良さ、全体が良いまとまりで惚れ惚れとします。
写真の撮り方が良ければもっといいのですが、今度カメラの勉強いたします。
現在は夏の真っ盛り状態ではありますが、今年の梅雨の長雨は史上最悪に近いくらいで銀吉建築監督すれば苦しい大嫌いな天気です。監督にとって工程表の遅れは全てに後手後手でした。
夏男の銀吉にとってこのヘンテコな梅雨の寒さ、段取りの不都合、今なお調子が精神肉体とも今一つなのです。
こんな今年の梅雨冷夏にふさわしい温熱環境に話題なのですが、冬場のヒートショック対策のお話です。
前回山形の物件に使用した高性能断熱材のお話をしましたが、この仙台のログハウスにも、もちろん同様の高性能の断熱材を使用しているのです。
今や断熱は高性能が当たり前に温暖化が進行中の現代では、寒さより暑さに関心が向けられます。
とは言ってもやっぱり東北の冬は、シバレルな~っす!
特に浴室は、手厚い断熱施工をしないと、床下からの冷気が入ってしまい死にそうな寒さに見舞われます。
特に浴室の基礎の周りには、断熱性能のあるポリスチレン系の断熱材を施工して屋内の極端な温度差が発生しないようにしますので、東北の冬でも安心安心!ヒートショック対策はばっちりです。
夏場のこの時期にはなかなか考えにくく申し訳ないのですが、冬時期の事を今から考えて工事の中で対策していかないと完成してしまった後からするのは大変!なので汗だくになりながら仙台の真冬の事をイメージして完璧な工事を進めていきます。
更には、フィンランドや北欧で生まれたログハウスなので、当たり前にトリプルガラスが使われる事も多いのであります。。
ヒートショックは冬場に暖房の効いた温かい部屋から出て寒い廊下や脱衣所、浴室などに行くと1段階体温が下がります。
その状態のまま湯舟につかると急激な温度変化で血圧が大きく変動して体調に影響が出る健康被害です。
特に浴室のヒートショックによる事故は65歳以上が全体の80%以上を占めています。
その中でも75歳以上の高齢者が非常に多いのです。
若くても油断できない事故ですが、高齢者の方やご家族がちょっとした気遣いと注意で防げる事なので、銀吉にできる事をトコトン施しているのであります。
自宅での三大死亡原因の一つとも言われているので、寒がりの銀吉にとっても拘りたい施工ポイントの一つです。尚、社長開発の天井埋め込み型の換気暖房乾燥機などの優れもの製品もあるので、浴室や脱衣所の天井に設置するのもおすすめです!
監督銀吉の弱心・現場日記【2020年08月13日】