静岡県掛川市でミニログ搬入
監督銀吉の弱心・現場日記【2020年09月28日】
お茶と言えば静岡掛川。
静岡の浜松は餃子戦争で我が宇都宮市と1位を毎年のように争奪する何かと縁ある県なのです。
その浜松市は先日41度超えの国内最高温度記録を樹立して、今回のログハウスの現場はすぐ隣の茶どころの掛川市です。
いよいよログハウス組み立てが始まり始まりっ~!
全ての準備が整い、さあスタート。
北欧から船でスエズ運河を通りやっとのこと、遥かに遠い極北の地から届いてのであります。
さあ待ちに待った搬入です。
ある意味これはお祝いでもお祭りでもあるのです。
さあてこれからの前途のお施主様共々に希望の始まりなんです。
ちょっと前までの大雨もありシッカリの擁壁工事完成をまっていましたら、いつの間にやら猛暑日の連発、基礎担当スタッフも連日の暑さと闘いながら必死の工事で基礎がガッチリと完成しました。
そうですガッチリです。
そんな中、お施主様から差し入れの美味しいお茶を飲みながら、廻りを見渡せば静岡の掛川と言えば、そうでしたお茶です。
良い香りで甘くてスッキリ!あたり一面に茶畑が広がっていました。
やっぱり世界農業遺産にも指定されている静岡の茶草場農法という凄いものが有り、茶畑にススキなど刈り取った草を敷き込むとお茶の香りがよくなるとの事で、それらススキなどを刈り取る為の草刈り場がお茶園の周囲に点在しています。
夏にはただの雑草が生い茂る空き地のような場所もお茶の為の立派な草刈り場なので、我が家の宇都宮の農家とは違うさすがの伝統農法にたまげた次第!
この茶草場農法は自然にやさしく、静岡の里山の原風景を守り続けてきたのだそうです。
そうして農道にはニホンザルの親子が睦まじく居たりして平安時代の農村の素朴でのどかな母子をみているような、たぶんこんな風景? 銀吉の地元に日光の猿軍団がありますが「いろは坂」に出没するサルたちは機敏で凶暴ですが、別な種族のようなゆったりなのです。
今回はちょっとした離れワザで、横浜港と神戸港に常時ストックしているログハウスでも小さいタイプのミニログシリーズのメリA70原型とメリB70原型の2棟を合体ジョイントさせて、セライジングと言いますが合体プランを実現しているのであります。
本当は手間を食うのですがこういうことが大好きな弊社社長はどんなに手間をくっても天才バカボンみたく「お客様の為に~やるのだ。」のお人好しであります。
そうしてまたまた面倒な手間を食うキット以外の段増し部材をデリバリーして、壁高UPのログ壁段増しにログ壁の組付け位置の移動や建具の移動、更に間仕切り壁追加や開口の新設など原型品を現場で段取り良く設計変更してのアレンジでぴったりなので、我ながら良くやったであります。
延べ床約12坪の1LDKの立派な別荘にします。2棟が合体で十分な居住スペースを確保出来ます。
これって相当お得です。
これからこのセライジングもいいかもですね。
今までもカフェや、物品販売所などで原型ストック品を現場で接続したりしていろいろセライジングを作ってきました即納品なので待ち時間が無いのがメリットです。
横浜か神戸の倉庫から即納、そして様々な改造が可能なので原型のストックログハウスを利用して、現場での改造でここまでできる完成度といい良いアイデアですね。
どうぞご検討あれ!でございます。
監督銀吉の弱心・現場日記【2020年09月28日】