日本遺産の大谷石
監督銀吉の弱心・現場日記【2021年01月18日】
1月も折り返し、ホントに寒い毎日が続きますがコロナに罹らずさらに健康には注意ですね。
今は受験生の皆さんも困難の多い時代ですが、是非頑張ってのりきって下さい。
今年の桜は綺麗なはずです。
銀吉も寒い現場で持病の痔にも悪いのですが、朝から晩まで仕事に精を出し困難に負けず頑張りま~す。
ところで今回は大谷石の話です。
GOTOトラベルで、遠方からのお客様がビックボックス本社のある栃木に来られた時には、住宅の石塀や農家の蔵などが独特の風合いのある石材で作られているのを見て、あの石は何ですか?と聞かれたりします。
そうです、大谷石です。
銀吉たちは、子供の頃からの当たり前の風景なのですが、栃木県以外ではあまり見られない石だったという事を知ったときは少々驚きました。
大谷石は掘り出しが限定的で宇都宮市でも大谷地区の特産です。
隈研吾など世界的有名建築家などもこぞって建築素材に利用している石材で、素材感は独特の珍しい存在が注目されています。又、大谷石は世界の巨匠、アメリカ人の建築家フランク・ロイド・ライト氏設計の旧帝国ホテルに使われた石材としても日本建築史的にも有名で知られています。
下の写真は移築保存された旧帝国ホテルです。
チャップリンや世界の元首などのVIPが宿泊し日本ナンバーワンの誇るべくホテルでした。
ビックボックスの設計チームは、地元で採掘される、この大谷石が大好きです。
ログハウスの建築にも構造体や仕上げ材などにも独特のテクスチャーで積極的に取り入れているのです!
下は大谷石を利用した学校建築のbbのログハウス作品建築です。
大谷石は日本遺産に認定された全国に誇れる味のある石材マテリアルです。
左隅の「○○で 愉快だ 宇都宮」は宇都宮市で定めた市の産業振興盛り上げキャンペーンのロゴです。
bbも「ログで愉快だ宇都宮」のフレーズで認定され参画しています。
宇都宮市内にある大谷資料館には、大谷石の採掘場の後を利用した巨大な地下空間が有り、一度は行って見る価値のある神秘的な空間です。
良くアーティストのミュージックビデオなどでも使われる凄い空間です。
採掘場の地下空間で撮影された何とあの米津玄師さんの「馬と鹿」のMVにも出てくるのでご存じの方も多いと思います、いいですよね。
しばらくぶりで大谷石の使い方など勉強も兼ねて宇都宮市の大谷地区に行って来ました。
最近では、おしゃれな雑貨店やカフェなどもあり一昔前より様々な使い方がされている大谷石です。
ビックボックスは、これからも栃木県のグレート逸品である大谷石を建築に取り入れ応援していく計画です。
ユニークな構造物をどんどん作ります。
コロナにはかからないように注意して生活しましょう。
監督銀吉の弱心・現場日記【2021年01月18日】