飽くなきログの探求!
淳.EBIの設計室のわななき【2021年07月12日】
7月に入り沖縄は梅雨が明けたのですが、関東は毎日の雨、雨、雨。
憂鬱な気分になりそうなところですが、雨が続くとお客様が外に出掛けにくくなる為、お家にいて雨に似合うログハウス生活を想うのか、どうもログハウスのお問合わせが増える傾向にあるのが最近のトレンドのようです。
そんな問い合わせの傾向を密かに楽しみでもある建築家EBIでございます。
先日、雨あがりに散歩していた際に空を見上げたら樹木の葉の隙間から眩しい木洩れ日が美しいのでありました。何でもない青空も何か設計のイメージヒントに繋がるかなと、散策する事もあるのです。
ナチュラルなログハウスに有機的な建築デザインを融合すると、とても美しいデザインが生まれるのです。
バルセロナのサグラダファミリアのガウディ先生の口癖を真似てしまったようですが、心をちょっと余分に開いて耳を澄まして目をちょっとだけ大きく見開くと、そう思えてくるのです。
最近bbでは、EBIはじめスタッフ全員ログハウスの新しいあり方その可能性に積極的に取り組んでおります。幅広い北欧建築ログハウスを主軸とする建築としての時代性、天然マテリアルとハイテクマテリアルのテクスチャーの相関、特性、属性ハーモニーなど追求し始めています。
その一例がキューブマン、ワンキューブ、デザイナーズアートログ等、飽くなき北欧建築の探求を目下邁進中であります。
北欧建築ログハウスと言う概念やカテゴリを越えた一つの作品=建築をつくりたいとEBIは思っています。
従来のログハウスと言う概念がもっと幅広い建築の世界に寄り添う作品を創りたいと考えています。
それらは住宅にとどまらず、保育園、貸別荘も含め利用する人々がログハウスと言う箱の中、新しい感覚の空間で過ごす気持ち良さを世の中の多くの人に知らしめたく思っています。
アートログ、森の子保育園や藤和那須リゾートの貸別荘ログハウスなど大谷石インパクト、自然の風、太陽や光の演出を加えることでより美しい空間が可能になります。
因みにアートログと森の子保育園は2021年度ログハウスコンテスト特別賞をナントダブル受賞! なんです。
世の中、災害やコロナ禍で辛いニュースばかりですが、bbにとってもうれしい朗報でした。
「内と外」「光と暗」など相反する要素を共存させ、一室空間を大きく分けることで、時間と共に変化する空間が生まれてくるのです。
シーンによって、光と影を使い分けることで空間を用途に応じ、多様な使い分けが可能になってきます。
参考までに地球の自転により、太陽の光の当たる角度が変化し、それが四季を生み出しています。
このように四季の移ろいや、光と影の調和を巧みに取り入れたのが、下の左側の写真ですが、青森公立大学国際芸術センター青森の四季のアーケードであります。
建築家の巨匠安藤忠雄さんは、「なるべく樹木を切らないでほしい」という要望を受け、自然と共生する建物として見えない建築を提案したのです。
流石、自然を大事にした挑戦を続ける建築家です。
ログハウスは自然と共生する建物なので、普段の設計でも自然の光を取り入れたデザインを常に考えています。最近益々、オンライン設計相談会が増えて来て、対面だとちょっと・・・という方も!オンライン相談会は合理的とばかりに積極的に意見を述べる方、急増なんです。
bbでは、建築地に見合った空間の演出、デザインなどお客様のご要望を考慮した上での自由設計も行っておりますので、ご気軽にご相談くださいませ。
淳.EBIの設計室のわななき【2021年07月12日】