傾斜地のログハウス
監督銀吉の弱心・現場日記【2021年09月01日】
残暑厳しく迎えたコロナ禍の二年目の夏です。
銀吉達現場監督スタッフ、全国を飛び回り比較的元気です。地主ではなく(痔主)の持病の銀吉ですが、このところすこぶる良好!調子がいいと仕事も楽しいのであります。
栃木県は遅いのかコロナのワクチンの接種予約がようやく来まして、接種して抗体ができるまで用心です。
早く日常をとり戻りたく思いながら、ビルダーとの打ち合わせ采配もソーシャルディスタンスも必須。
お互いの気遣いが、かえって気持ちよく仕事ができて、人を尊重し愛するモラルと思える様になりました。
決断実行の現場、比較的自信とやる気で我儘になりがちな銀吉ですが、今日も夕方まで現場を飛び回っていた銀吉です。
連日の暑さが、今日は実に涼しく夏は終わりかな?
若干寂しく感じるあまのじゃくな一面、毎年のこの時期そう思いながら歳を取るとのだと実感。
そう考えるとログハウスを建てたいお客様に自然と感謝の思いでいっぱいになります。
今回は、東京都厚木市のログハウス現場の工事報告です。
ここは、都内でも自然に恵まれた丘陵の公園に隣接した丘の上のログハウス建築現場、眺めが抜群の超穴場の敷地です。
緑も多く住宅建築が田舎暮らし的な面持ちもあり、理想の絶好ロケーションです。
今や大人気の片流れ屋根のログハウスの形はシンプルで合理的独特の美しさがあります。
この家はログハウスラインナップUNIシリーズの「ウエスト」と言う名のモデルをアレンジなんです。
お客様の要望に合わせて相当手間を食うのですが、お客様の希望の夢のログハウスを造るためには、エンヤコラーで苦労は無いとは言えませんが、銀吉やっぱり職がクリエイティブな喜びにひたれる恵まれた天職に思えるのです。
そうなんです。
時代がそうさせるのか、今や住宅メーカーはモデルそのままの物でも売り買いする様な接し方、このモデルはこのままでいくらと、些細なアレンジもましてや自由設計の注文建築なんかやりたがらないメーカーが増えています。
そういう手間のかからない合理性が利益をより生むのでしょうが、建築の原点、本来は自分の身の丈にあった全くのフリープラン注文建築にあるのですね。
特に設備品はお施主様手配の中々のこだわり!吟味された設備をご夫妻が選定されたのでした。
もちろん銀吉側のアドバイスがあってのことですが。
更に内装材もこだわりのセレクトがふんだんに使用しています。
ボード部分はAZオール(新製品の白いぬりかべ)をふんだんに使って、ナチュラルな北欧建築の白壁を演出。明るさを確保しつつ清潔なイメージで室内を明るく演出しました。
白壁はとても清潔感いっぱいでモダン、白木のログ壁と本物の無垢板天井材と、やっぱりフィンランドの伝統の佇まいは朴訥として凄いの一言。
2階の1部屋は、木製ボードのOSB仕上げで男前に仕上がります。
引渡し後は楽しみながらお客様自身で棚や扉を作る予定なんです、羨ましいですよね。
何というクリエイティブでしょうか!
半年後、更に進化した家が出来とても楽しみですね。
現場では、建築至上、安全第一、素敵なログハウスを造っていきます。いつ行っても整理整頓した現場を心がけていますので、建築中の現場をみたい方はお気軽にお声掛けください。
監督銀吉の弱心・現場日記【2021年09月01日】