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EBIの建築探訪~In SHIBUYA

EBIの建築探訪~In SHIBUYA

淳.EBIの設計室のわななき【2021年10月07日】


 

緊急事態宣言もようやく解除。
建築への憧れ、凄さ、探求心が再燃したEBIであります。
東京都、渋谷ロフトとのコラボで大盛況とのサポート要請が設計部にありEBIはいざ鎌倉とばかり馳せ参じましたのでした。
コロナがあって久々の東京渋谷の街並みを建築家としてぶらぶらしてまいりました。
さすが若者の街渋谷、建築デザインも最先端の勉強になる建築がさすがたくさんであります。
現在、渋谷は100年に1度の都市再開発事業を行っており、多くの建築作品がどんどん建設されています。

 

 

渋谷駅を降りてスクランブル交差点を歩いていると、右手にうねうねとしたガラス張りのビルが!
日建設計、SANAA、隈研吾建築都市設計事務所と建築家たちにとっては超豪華なデザイナー達が手掛けた「渋谷スクランブルスクエア」であります。
そこでテンションは爆上がりで足取りもるんるんに。
コロナそっちのけで建築探訪が始まりました。
昔と違い今の高層ビルは、デザインも斬新です。
あらゆる角度から見ても異なるデザインが多くの渋谷の人たちを楽しませてくれます。
最近では都市の温暖化に配慮して、多くの壁面緑化などの工夫もされています。

 

 

渋谷センター街を越えて進んで行くと、交差点の角地の目立つところにガラス張りにもかかわらず、屋上庭園も相まってナチュラルな雰囲気の建物…。
「HOTEL koe」じゃん!!!
実は初めての谷尻誠作品に大感動。
このホテルめちゃくちゃ面白いんです。
何がっていうと、ホテルの部分は3階にあって、2階はファッション、1階にレストラン・カフェといった、カフェなのか、アパレルなのか、ホテルなのかよくわからない、まさに“谷尻誠さん”ならではの建物であります。
2階にある「koe」はアパレルショップでした。
当初の予定では3階までをアパレルショップとして経営をする方針でしたが、谷尻さんは「3層すべてをアパレルショップとして経営するのは難しいだろう」と思い、別の経営方法を考えました。
谷尻さんは他のアパレルショップとどう差別化をさせるか、どうすれば“服を買おう”という気持ちになるか、を考えていきました。そして浮かんだコンセプトが“服を売るホテル”であります。
アパレルショップだけだと8時間しか営業をしない、ということは建物を8時間しか使わない。
そこにホテルをくっつけることで24時間フルタイムで建物を活用できる。
そして、アパレルとホテルをつなげることで、泊まりに来た客が“服を買うきっかけ“になるのでは?とこの案が浮かんだとのこと。まさに“本質思考”の谷尻ワールドであります。
今や建築家が企業家としてもマルチに働く時代です。
EBIもマルチな人間になりたいと思った次第です。

 

 

感動で胸躍らせながら次に向かったのは、商店建築の今月(9月)号にも載っていた「KITAYA PARK」であります。
この建物雑誌で見たときには、大屋根スペースの部分の先にアパレルショップがあり、なんだか洗濯物が干してあるようで、ここはルーバーなどで隠した方がよかったんじゃないかな?と思っていました。
実際目にしたところ、風景をこんな風に使うのかと目から鱗であります。
気になっていた大屋根スペースは、アパレルショップ側もテラス側も視線が抜けることで大空間が広がり、そこはまるで別の棟であるにも関わらず、ショッピングモールの中にいるような、買い物が楽しくなるような空間でありました。

 

 

渋谷は日本ではファッション最先端の街ですから、そこら中に服を買いたくなるような建築家たちの工夫が見え、どんどんレベルアップをしなければと強く思うEBIであります。
これからも建築探訪しながら、ログハウスのデザイン革新を目指し精進して参ります。

そして、今回なぜ渋谷で開催された、何と!!bbがあのLOFT渋谷店とコラボが実現し、雑貨店では日本一のLOFTとコラボ、bbのログハウスが拡散する事大いに期待したいです。
イベントは10/6で終了ですが、終了後も5階アウトドア広場で継続販売決定しました。
今後もロフト企画続きます。
乞うご期待!

 

 

 

 

淳.EBIの設計室のわななき【2021年10月07日】




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