水羊羹に音楽 五感で寛ぐサウナ
ちゅらるの営業日記【2022年05月09日】
初夏のやや汗ばむほどの、わずかに感じる暑さを「薄暑」と言います。
今まさに薄暑、そんな季節になって参りました。
bbファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか。大丈夫ですかコロナ対策してますか?
拙者はどういう訳か、最近ナポリタンにはまっております。
先日も無性にナポリタンが食べたくなり、家からほど近い喫茶店を訪れました。
デパートのレストランやイタリアンのきちんとしたレストランではだめなのです。
街の喫茶店の単に軽食ナポリタンではなく、頑張っている軽食の喫茶店ナポリタンなんです。
多分50年はやっている宇都宮市内の街の喫茶店です。
炭水化物の力が出そうなナポリタンのトマト味に唸り食べ終わってコーヒーを飲んでいると、喫茶店のおばさんに優しく声をかけられました。
「携帯は、コーヒーを飲み終わってからよ。ここはコーヒーを味わってゆっくりする所なの。おばさんは若いお客さん皆んなに、そう言っちゃうのよ!」
確かに拙者、手持ち無沙汰に特段意味もなく無意識に携帯をいじりながらコーヒーを飲んでおりました。
食事中や電車に乗っている時、テレビのCM中、眠る前にも、携帯を触ってしまう悪い癖です。
「休みの日のコーヒーを飲む時間くらいは、ゆっくり過ごしてね。」というおばさんの愛のある言葉をいただきました。・・・思えば感謝です。
携帯を置き、ゆったりとコーヒーを飲む。
すると、コーヒーの香り、店内の風景、音楽、いろんなものが身体に入ってきます。
美しいものを見たとき、おいしいものを食べたときは、スマートフォンで写真を撮ったり文字を打ったりする前に、まずは自分の五感でしっかりと味わなければと改めて思った1日でした。
また、音楽を聞きながらコーヒーを飲んでいると、思い出すことがありました。
『水羊羹にはミリー・ヴァーノンのスプリング・イズ・ヒアが一番合うように思っています。』
敬愛していた飛行機事故で亡くなった作家・脚本家である向田邦子さんが、昔のエッセイで言われていた言葉です。
水羊羹に一番合う音楽が洋楽というのも素敵です。
皆さんも是非、この曲を聴きながら、水ようかんをお召し上がり下さい。(携帯は触らず、ゆったりとした気持ちで。)
フィンランド人は「ととのう」ためにサウナに入らない。
先日、インターネットでこんな記事を目にしました。
日本のサウナには必ずテレビや時計が置いてあり、高温のサウナと水風呂に交互に入る、それが当たり前のようになっています。
サウナ室でテレビの続きが気になり、汗だくで我慢し長居したり、耐えられずに、さっと水風呂に入り、再度サウナ室に戻った経験は拙者にもあります。
しかし、ビックボックスの発祥の基の北欧フィンランドでは、サウナ室にはテレビも時計もない。
ほてった身体を涼むときも、外で飲みものを片手に外気浴をしたり思い思いに寛ぐのが一般的なんです。
(湖畔のサマーコテージで、湖に飛び込むなどはあります。サウナは公共スパ施設や湖畔のサマーコテージだけにある特別な場所ではなく、一般家庭にも当たり前に存在し、日常的に利用されるくつろぎの場所です。)
フィンランドでは、サウナストーブ上部に敷き詰められた石に柄杓で打ち水を行い、その蒸気がサウナ室全体に充満し、この蒸気を浴びることをロウリュと呼びます。
日本のドライサウナが80-100度で乾燥しているのに対し、フィンランド式サウナは60-80度くらいで蒸気を使い、湿度と温度を上げるやり方です。
フィンランドでは、ととのうことを優先せず、その日の体調・気分に合わせて低温のサウナにじっくり入ってみたり、時間を忘れてゆっくりと過ごす、くつろぎの場所なんです。
そして広報ですが!bbは現在、東京都の渋谷Loftにてヘルシンキ、神奈川県の横浜Loftにてエスポを展示中です。
昨日も営業当番で行っていたのですが連日たくさんの方にお越し頂き、「すごい!ほしい!」と絶賛の声を頂いております。
渋谷・横浜ともにbbスタッフがおりますので、お気軽にお声がけ下さい。
内覧も可能ですので、是非お越しください。
bbのサウナ小屋はもちろんフィンランド式で、サウナストーンも標準装備なのでロウリュウが可能です。
また、木製バケツ、柄杓、温度計・湿度計も至れり尽くせりのキット内です。
日本のサウナは、フィンランドとはまた異なる独自の発展をしているのも日本文化の良さで、サウナに入るときは水風呂が絶対欲しい!という方も当然おられると思い
ます。拙者もです。ご安心下さい、bbでは水風呂モデル(サロ)も取り扱っております!
ゆっくりと低温で入るもよし、高めの温度で、水風呂と交互に入るのもよしです。
自分に合ったスタイルでリラックスする。それこそがサウナなのでしょう。
皆様もサウナライフをお楽しみください!
それでは、Loft渋谷店・横浜店で皆様のお越しをお待ちしております!
ちゅらるの営業日記【2022年05月09日】