ログハウスと天然木
監督銀吉の弱心・現場日記【2022年07月23日】
▲天然木の厚板が、青色ウルトラマリンが素敵です。
皮膚が痛いくらいの熱波が押し寄せ、7月に入ると梅雨の再来、銀吉びっくりです。
亜熱帯のゲリラ豪雨で線状降水帯も当たり前の光景になってしまい、以前もお話した雨雲レーダ—を常にチェックする習慣になっているビックボックス監理部スタッフ達です。
日本に限らず特にアジアは農耕と雨が密接で、雨乞いの踊りの奇習など「何とかしてちょうだい。」神様にすがりたくなるのはよくわかります。
監理部は逆で「雨降らないでちょうだい」の神だのみです。
雷と共に押し寄せる寒暖の差も昔より激しくなっています。
建築現場も暑さ対策をしっかりとりながら、完成に向けて現場を指揮する毎日です、それにはスタッフの体調監理です。
今日も完成に向けて、埼玉県の「熱いぜ!熊谷」で夏になると暑さ全国一番!その名を轟かせている現場に足を運びます。
そんな猛暑砂漠の様な熊谷で、大好きな家づくりに一生懸命で暑さを忘れ、家の完成の喜びを感じさせるログハウスを建築しています。
特に最近では、自然派なグレートログハウスに目標を置いています。
天然木も福島県の山里を訪ね歩き分厚い不定形の長尺、大きいダイニングテーブルなどの造り付家具、大谷石の間仕切り、鉄平石の乱張り床などこだわり度の高いアイテムを取り入れています。
今回のお話は、天然木をご紹介します。
下の写真がそうですが太〜い天然木を縦に割り、がさついた厚板にカンナをかけてゴージャスな下のテーブルが出来上がります。
▲ 天然木の長尺の厚板、それだけでアートシーンになっています。
主に、ダイニングテーブルやキッチンカウンターに天然木をオリジナルで使用するのが大絶賛なんであります。1枚1枚が全く異なる大きさで年輪、節、風合い、樹種も異なるので、現場のデザインを見ながらbb倉庫にある天然木からセレクトするのです。
弊社発祥の母もとのフィンランドではここぞという所に巨木の厚材テーブルなど凄いのであります。
どの天然木も個性的でいい表情をしています。
長もののカウンターなどは、裁断した残りを今度は和室の床の間にも利用。
今回の和室は、古民家ログを彷彿させる天然木に八ヶ岳の現場で見つけた天然の小木を棚の吊り木に使用しました。
樹齢何年、どんな環境で育った木、どのような歴史を乗り越えてきたのだろう、想像が膨らみますね。
そんな素材で作った自信作です。
また、玄関タイルもログハウスの定番テラコッタを使用したいところですが、建物のテイストに合わせて、鉄平石の乱張り採用しました。
鉄平石も天然木もログハウスにはとても相性がいいんです。
実は、bbの人気シリーズの古民家ログハウスが、フィンランドのFINログハウスの一室を和室空間に仕上げ古民家風に仕上げたことがヒントとなって生まれたのは本当の話です。
フィンランドのログハウスと和風のログハウス、更には天然木の造り付家具がトリプル効果で見どころ満載のログハウスが間もなく完成いたします。
営業部、設計部、監理部では常時カンファレンスを開催、とことんハイデザインでカッコ良さを追求して行きますので弊社HPを要チェックしてください。
住宅ログハウスをご検討中のお客様は、お得なキャンペーンも開催しているので併せてご相談ください。
監督銀吉の弱心・現場日記【2022年07月23日】