軽井沢に高級ホテルコテージ
淳.EBIの設計室のわななき【2016年03月02日】
3月に突入しやってきました毎年恒例の「目かゆい、鼻くしょん」のやはり花粉症が! 出てしましました。そして「出るも安心、出ないも不安」の不良複雑なお友達との関係です。 くしゃみや鼻水でPC図面製作に集中できなくなりつつあるE.ジェームス、この季節は本当に辛い。
春に向けて建築が完了する現場もあれば始まる現場もあります。仕事は滞りなく滔々と流れています。 ジェームス達建築家はログハウスやビーズハウスなど家が完成し引き渡すことで、その家の想いから離れてお客様の新たな生活が始まって行くわけですが、 時には淋しく虚しいような気分の時もあります。 この仕事は生み出す事の定め、喜びとするしかありません。
江戸時代には、五街道のひとつ中山道が通る宿場町であり、中山道の難所のひとつとして知られる碓氷峠の西側の宿場町として栄えていた軽井沢。 日本一有名な別荘地・避暑地とも言える軽井沢。
そんな高級別荘地の軽井沢に我が社bbの作品ができます。
高級ホテル北欧リゾートコテージの建設で、その現場開始に向けて建築確認申請の準備で現調へ行ってきました。 詳しい内容はまだまだ発表できません。仕事がら机にしがみつくことが多いジェームス、久しぶりの軽井沢は眩いほど新鮮です。
管理事務所のスタッフから各種資料を受け取り、企業業者の方々と打合せしたところ、とある話をお聞きました。 数年前にこの軽井沢、あの有名なマイクロソフト社創業のビルゲイツさんが標高1000Mの位置にある通称「1000M道路」近辺に巨大な別荘建築を建てたらしく、 その当時は工事業者の車両で大混雑した風景があったようです。 静かな軽井沢もこの時は住民の皆さん、騒音に悩まされたそうです。建築建屋内部は当然のことながら公開されず、でもお店も入っているらしいとのこと。 机にしがみつくことが多いジェームスには実にスケールの大きい刺激的な話でした。
さすが日本の最高級リゾート地、軽井沢だなぁ?という感じです。
現場調査が終了し、以前より気になっていた、多少いいかもと思っていた「ハルニレテラス」を見てきました。 9棟のモダンな建築群に15のショップが小さな街を形成しています。 黒いシックな和モダン木造店舗群が配置され、すぐ横には渓谷があり、自然に囲まれた軽井沢ならではのオシャレな商業施設です。 建物の間をデッキ空間でつなぎ、ところどころに植え込みがあり、階段やバリアフリー対応のスロープはじめ森を見ながら、 散策や買い物や食事ができる、近代型ナチュラルショッピングモールです。
私見感想ですみませんが、あまりこの建築好きでありません。
E・ジェームスはガッツンとした公共的な本物の建築、建築の純粋性が好きで、浮世の流れ的な形はどうもなのです。 商業的妥協の大衆に媚びる享楽を誘うような露骨な「仕掛けあるいは装置」は好きではありません。
生意気な言い方ですがこれからできるジェームスの作品にご注目下さい。 以前の作品、これが我が社bbの古民家ログハウスのやたがらす「八咫烏」で建っていたらとも、和の佇まいで新和風ジャパネスクの風情が、とも思ってしまいました。
KAFUN NO KISETSU ATAMAGA ITAI ,
SAKUHIN NO KOKUSAIGAKKOU MO KANSEI .
HOTTO SHITEIRU .
KARUIZAWA NO KOUKYU KOTE-JI OTANOSHIMINI .
YARIMASU .
淳.EBIの設計室のわななき【2016年03月02日】