狭い敷地のログハウス
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年12月22日】
銀吉です。道路も敷地もすごく狭い駅前の良い所で、ひしめき合う住宅街での住宅ログハウスを建築中なんです。 bbの様々なシリーズの中でも一番のハイグレードの高品位ログハウスシリーズです。
屋根の周りの妻側のへの字になる破風板が何と3枚重ねで一つの破風の塊に、普通のログや一般建築ではこの部分は一重で1枚になっています。 ですから重厚でゴージャスで贅沢なルックスになります。
建具はガス入りのトリプルガラスの木製サッシ(昔会長がフィンランドのラップランドに近いロバミエミのホテルで雪降る深夜、暖かい部屋のこの手の窓に結露がないのにはビックリしたと聞いています。)断熱ばかりではなく防音効果もすごいです。 そして圧巻は1階のログ壁高さは3mを超えています、何から何までとにかく使っている材料がゴツイと言いますかこだわりのハイグレード高品位なんです。
狭い敷地でよりによって、こんなゴツイ材料を搬入して、材料を置くところもままならない場所で造るって非常に大変なのです。 営業や設計の担当はそんな事もお構いなしかのように契約を頂いてくので・・ごめん、ごめんなさい!高品位を造らせていただけるお施主様には感謝しかありません。
しかし屋根のフレームなどは1本持ち上げて設置するだけでもビルダー大工が3人掛かりでないと無理なんです。 ビックボックスのハイエンドモデルのシリーズを限られた敷地に建築するのも、造る側から言わせてもらえれば頭が痛いです。 兎も角3重の破風板はゴツ過ぎて圧迫感さえ感じます、もちろんいいに決まっていますが大変なのです。
タイトな敷地には破風は1重やせめて2重くらいでやめておこうという考え方も、あるのではないかなと思ったりします。ごめん、ごめんなさい。 そこは、営業や設計がアドバイスして、お客様とお打合せしながら、ご契約までに決めたりすればと思います。が、ごめん、ごめんなさい。
どんな立地条件でも何でもござれと、お客様の理想を実現といつも言っておりますが、あんまりすごいと 銀吉の妬み(ねたみ)の変形なのでしょうか?
もちろん半分以上は冗談ですが、それ程bbのログハウスいいのかも知れません。
無理難題 銀吉率いる監理部スタッフにお任せください。
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年12月22日】