丸ログのすすめ
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年10月25日】
ログのシルエット断面が現在世界的に角ログが主流になっています。
これはログシェル壁が、一般住宅の壁のようにフラットに近くなりますので、壁との取り合い家具の収まりがよかったり、私たちのインテリジェンスな進化した住環境には角ログの良さがあるのかもしれません。
日本のログハウスの歴史は、いわゆる丸太組み工法が建築基準法で解禁になった年、同時に弊社のログハウス事業の創業元年でもあり、約30年前の当時はフィンランド国内でも日本でも丸ログがメインの時代でした。 現在の角ログは加工精度も、びっくりするくらい高く、これが木材かと思うくらい正確にプレカットされていてます。 角ログはその形状とハイクオリティ性能から都市部の住宅街にも似合う物として全国に建っております。
日本のログの歴史とbbのログの歴史は同じですから、現在角ログやD型ログばかりを作っていると、その昔丸ログがほとんどで全国的に随分作って来た事をたまに思い出したりします。
組立が角ログに比べると良さもあれば癖もあり難しくもなります、経験とノウハウがものをいいます。 ハンドカットのような隙間風は入ってくるっということはありませんが、建築には慎重かつ精緻な真面目さが必要です。 そして家の中もご存知のように凸凹していますので何とも味の有る佇まいのログハウスです。
本来ログハウスと言えばやっぱり丸ログなのだろうと思ったりもします! 他社メーカーがすっかり取り扱いをやめてしまった丸ログですが、実はビックボックスでは今も取り扱っております。
広告宣伝は、イマイチ丸ログを表だっていませんが質の良い丸ログを扱っていますので、やっぱりログは丸で角ログなんか嫌だ!とお嘆きとこだわりのお客様には、人知れずご好評をいただいております。
忘れられないラーメンを、たまに無性に食べたくなる様な感覚!とはちょっと違うかもしれませんがログ壁の組立時に、角ログの2~3倍位は気を遣う丸ログを、時折無性に組み立てたくなったりします。
ビックボックスで、実は扱っている丸ログは、文字通りの無垢の芯持ち丸ログもあり、ラミネート加工した丸ログもあり直径の太さのサイズも何種類もあり選ぶことができます。 最近丸ログの建築実績が減少していますが、圧倒的な存在感、趣味性もあり自分の美学を徹底するには最高のお品と思っています。
bbは丸ログのすごい実績がありすごくいいです。いいにきまってますが。 ログ大好きなお客様、ぜひ丸ログでご注文をいただけます様よろしくお願いいたします。
監督銀吉の弱心・現場日記【2016年10月25日】