ログハウスの断熱性
淳.EBIの設計室のわななき【2024年01月12日】
全国のログハウスファンの皆様お正月はどのように過ごされたでしょうか?
正月はサッカー日本代表や全国高校サッカー選手権の観戦など趣味のサッカーを堪能できたEBIでございます。
本年は辰年という事で天に昇る龍のごとくアイデアあふれる提案を出していきます。
さて、1月に入り寒さも一段と厳しさを増し、家の中にいても凍えそうになります。
bbの本社所在地である栃木県では冬季のヒートショックによる脳卒中、心臓病によって亡くなる方の死亡率が全国で比べるとかなり高いのです。
原因としては暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度変化によって血圧を大きく変動させることがヒートショックを起こすことにつながるようです。
予防法としては寒暖差をなくすことですが、高断熱高気密な家にすることが重要です。
断熱性能が低い家だと冬場などはなかなか部屋が暖かくならず、エアコンやストーブを消すとすぐ部屋の気温が下がってしまい電気代もかかってしまいます。
さらには壁の内側に結露が発生してしまい。カビや腐朽の原因にもなります。
断熱性能が悪いだけで健康にも悪く地球にも優しくないのです。
特に近年カーボンニュートラルに向けた動きが活発であり、日本のエネルギー消費量の3割を占める住宅・建築物分野で取り組みを進めようという事で、来年2025年4月から原則すべての住宅・非住宅に省エネ基準適合の義務化が始まります。
これは、住宅の断熱性能を高め冷暖房設備などの消費エネルギーを少なくする狙いがあります。
ログハウスは一般的な在来工法に比べ壁の断熱性能が劣ると思う方が多いかもしれませんが、実のところ全く違います。
木材は熱伝導率が低いので一度温まると冷めにくく、蓄熱性にも優れています。
ログハウスにぬくもりがあるのはそのためです。
本場フィンランドでログハウスが発展したのもログハウスの高い断熱性と気密性があったからこそなのです。
気密性と断熱性が高い住宅は、密閉してエアコン等のランニングコストを下げる事が出来切るのでログハウスはまさに省エネ住宅にもってこいなのです!
更にログには調湿効果で夏の湿気が多い時は空気中の水分を吸収し、冬の乾燥している時はログに含んだ水分を空気中に放出し、木自体が空気を出し入れしてくれるので、最高の肌感覚です。
ログの断熱性能、調湿効果を全国のログハウスファンの皆様に知っていただき、ログハウスはやっぱりすごい!と思っていただけるように日々奮闘するEBIであります。
淳.EBIの設計室のわななき【2024年01月12日】