ログビルダー試験
淳.EBIの設計室のわななき【2024年11月04日】
街中が赤や黄色の鮮やかな色に染まる季節になりました。
美しいこの時期ですが、同時に10月も終わって今年もあと2か月ほどしかないのかと気づき少し焦ってしまう時期でもあります。
休めるときには家族で紅葉スポットにでも行ってみるのもいいかもと、ブログを書きながら思うEBIです。
さて今回の話題は設計部の2人が受けてきたログビルダー試験について話していきます。
ログビルダー試験とは日本ログハウス協会がログハウス部材の加工、建築技能の向上を図り、ログハウスの品質を高め、ログハウス関連産業の健全な発展に資するため「認定ログビルダー」制度を定めています。
本当は私が受ける予定でしたが、急遽予定が入ってしまったため他のスタッフが受けることになりましたので、後から話を聞いた内容をお伝えしていきます。
今回のログビルダー試験は長野県信濃町で2日間開催し、1日目は筆記試験、2日目は実技試験になっています。
1日目の筆記試験は建築施工管理、ログハウスの建築法令、労働安全、木材の性質、登録基幹技能者(安全管理 等)に関する知識などの講義を3時間ほど受けてから試験が始まります。
講義自体はしっかり受けていれば心配ないとスタッフから聞きまして、普段の業務に関することが多いので、改めて再確認できる良い機会になったそうです。
2日目の実技試験はハンドカット部門とマシンカット部門に分かれて行うようになっています。
ビックボックスの2人はマシンカット部門を受けていましたので、角ログを組み立てる試験内容になります。
普段のログ組と違うことはダボが木製ではなく、ボルトの使用くらいで実技試験もログを組んだことがあれば問題なく試験を終えられるものになっていると話していました。
写真をみると土台ログから組んでいたそうなので、X,Y方向に迷いがあった程度なのかなと思います。
隣でやっているハンドカット部門は試験写真をみると加工の精度が求められることが伝わってきて組む大変さが分かります。
ハンドカット部門ではチェンソーを使用するので、使い方から学ばねばと思うEBIです。
今回のログビルダー試験マシンカット部門をうけた2人は無事に合格して認定書も受け取っていたので安心しました。
今後も資格試験やスケッチの上達など一歩一歩技術を磨いて設計部一同成長するため様々なことに挑戦してほしいです。
皆さんもログビルダー試験に興味のある方は2年以上の業務経験があればどちらの部門でも試験は受けられるので参加してみてはいかがでしょうか。
淳.EBIの設計室のわななき【2024年11月04日】