ログハウスの秘密
淳.EBIの設計室のわななき【2025年01月16日】
全国のログハウスファンの皆様いかがお過ごしでしょうか。
年末年始はゆっくり過ごせましたでしょうか。
bb本社では風邪が猛威を振るっており、社内では大騒ぎになっています。
栃木県内でもインフルエンザが大流行、年始早々体調管理に気が抜けないEBIでございます。
EBIはインフルエンザはここ10年ほどはかかっていないのが自慢ですが、季節の変わり目になるとどうも体が気候に追いつかず、風邪は年に2~3回ほどひいてしまいます。
ところがEBIの師匠カリDAIは風邪をひいてるところを見た事が無いです。
これはログハウスの調湿効果や木の芳香によるリラックス効果などに何か秘密があるのではと今回色々調べてみました。
調湿効果は以前に何度かブログでもご紹介しましたが、ログには梅雨や夏の湿度が高い時期には空気中の水分を吸収し、冬などの乾燥する時期にはログに含んだ水分を空気中に放出する性質があります。
これが冬の時期の空気の乾燥もとい喉の乾燥を防ぎ、風邪やインフルエンザの感染対策に一役買っているのです。
そしてもう一つ、木の芳香についてです。
まず木材の香りには樹種によっていろいろ効能が違います。
杉にはリラックス効果、檜は集中力を高めてくれる効果があります。
そこでbbで使用しているパイン材(松)の芳香にはどのような効果があるのかと調べてみてびっくり!
松にはα-ピネンとβピネンという成分が含まれており、これには抗炎症・抗菌・抗ウィルス作用があるのです。
これらの木材から出される芳香の事をフィトンチッドといい、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指します。
本来、森林の中で発生する現象ですが、自宅の中でフィトンチッドが発生するログハウスは感染症対策には最高です。
通常の住宅であれば冬の時期の感染症対策は加湿器や空気清浄機など家電だよりでそれにプラスして暖房設備などの電気代、燃料代でどうしても出費がかさんでしまいます。
しかし、ログハウスであれば何もしなくとも調湿効果による空気の乾燥を防ぎフィトンチッドによる殺菌作用で感染症対策にストレスはかからず、暖房についてはログの優れた断熱性でしっかり通常の住宅の部屋よりもしっかり部屋を暖めてくれます。
更に薪ストーブを使用すれば電気代はかかりません。
ログハウスは今の時期最適解の住宅なのです。
EBIもログハウスに隠された秘密をもっと研究して、全国のログハウスファンの皆様にログの良さを知って頂くため発信していきます。
設計部一同体調管理に気を付けて本年もお客様に素敵なプランを提供できるように全力で図面を描きますので、是非ともよろしくお願いいたします。
淳.EBIの設計室のわななき【2025年01月16日】